「マーキュリー通信」no.2365【人生に勝利する方程式-104「加速の法則」】
「加速の法則」は、高額納税者番付の常連(連続12年ベスト10入り)、齋藤一人(銀座まるかん社長)の造語です。
目標はできるだけ大きい方が良い。但し、現実には小目標を掲げ、それを1つ1つこなしていく。その小さな成功体験の繰り返しが、だんだんと大きくなっていきます。
そして、その成功が加速度的に速くなっていくことを実感できます。
これはビジネスでも、スポーツでも、趣味の世界でも何でも通じることです。
それは知らず知らずのうちに基礎力ができているからです。ビジネスで成功するには、様々な能力が要求されますが、それが自然と身についているからです。この基礎能力が、雪だるま式に付いてくるのですね。だから成功のスピードも加速度的に速くなっていくのです。
逆に、目標を失った場合、人間は精神的にもろさを露呈することがあります。
今場所の大相撲で元大関琴欧州がそうです。先場所、大関から陥落して、大関復帰の条件である10勝にとどかなかったため、大関復帰は叶いませんでした。
大関復帰の夢が絶たれた今場所は、何と1勝10敗で途中休場となりました。こちらは加速度的に坂を転げ落ちる感じです。
イケメン人気のブルガリア出身の琴欧州は、優勝経験もあり、一時は横綱かと騒がれた逸材でしたが、目標を失った人間の恐ろしさを目の当たりに見た感じです。
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