「マーキュリー通信」no.2371【ワンポイントアップのプレゼン力-7「パワーポイントのプレゼ ン・ペーパーは使い方を間違えると参加者に内容が伝わらない」】
先日、パワーポイントのプレゼン・ペーパーでセミナーを受講しましたが、殆どの受講生が理 解できなかったようです。
その最大の理由は、プレゼン・ペーパーをスクリーンに映し出し、講師が大量にあるプレゼン ・ペーパーを口早に説明するだけなので、セミナー参加者がついて行けなかったところにあっ たようです。
せっかく立派な教材テキストがあったのですから、スクリーンを使わずに、ホワイトボードで 教材テキストの補足説明をすれば、参加者は理解できただけに残念でした。
私はなるべくスクリーンは使わないようにしています。 セミナー参加者の顔がよく見えず、コミュニケーションがとりづらくなるからです。
どうして も講師からの一方通行になりがちです。 資料を渡し、資料に沿って説明すれば、セミナー参加者は資料に補足説明を書き足し、理解が 深まります。 セミナーのポイントは、いかにセミナー参加者とのコミュニケーションをとり、セミナー参加 者が理解できたかです。
その意味では、プレゼン・ペーパーの使い方は、1つ間違えると、今回のようにセミナー参加 者に殆ど伝わらなくなってしまい、デメリットの方が大きくなります。
◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
以前はOHP全盛の時代がありましたが、今は殆ど見かけず、OHP自体が死語になりつつあります 。OHPの後に、パワーポイントによるプレゼンが流行り始めました。
これを使うと何となく賢そうに見えるのですが、セミナー参加者に内容が伝わりづらくなるの で、私はあまり使わないようにしています。
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