「マーキュリー通信」no.2383【ワンポイントアップの人間力-46「3種類の幸福」】
幸福には、大きく分けて3種類の幸福があるのではないかと思っています。
1番目は物を手に入れたときの幸福感、喜びです。
物を手に入れたときの幸福感は、必ずしも金額だけでもないようです。
例えば、私の場合、30歳でマイホームを手に入れました。荒川区町屋の新築マンションを1515万円で購入しました。
それまで三井物産㈱の独身寮(第2府中寮)の6畳一間から3DK(56.7㎡)のマンションに移ったわけですから、「これで俺も一国一城の主になった」と、和室の畳に大の字になりながら、その喜びと満足感に浸りました。
その後、カナダ(カルガリー市)の3LDKSの賃貸マンションに住みました。こちらはカナディ
アンロッキーが部屋から一望できる140㎡の超高級マンションでした。
帰国してから、町屋のマンションに戻ると、その狭さにカルチャーショックを受け、マンショ
ンを買い換えました。江東区白河の3LDK(79.1㎡)のマンションを3355万円で購入しました。
その時の喜びは、町屋の新築マンション購入時と比べると喜びは半分でした。
現在は、大塚、池袋地区の3LDKのマンションに住んでいますが、購入金額は前回の倍近い金額ですが、購入金額もうろ覚えです。
私自身の経験では、物に恵まれていない頃の方が、物を得た感激がより大きいようです。
2番目は精神的な幸福感、喜びです。
人生で最大の幸福感、喜びは、一橋大学商学部に現役合格の時です。この時の感激は一瞬ですが、この感激は今でも忘れません。幸福感、喜びは一瞬ですが、2年間の受験勉強の努力の成果の賜物なので、自分の精神的財産として魂に深く刻印されています。
一方、長期に亘る幸福感、喜びもあります。
三井物産㈱在籍中に創業したテレマーケティングの新会社㈱もしもしホットラインは、現在年商1000億円、従業員25千名の東証一部上場の大企業に成長しました。
㈱もしもしホットラインの成長は、丁度親が我が子の成長を喜ぶ長期の喜びと言えます。
そして、3つ目の幸福感、喜びは、他人の幸福、喜びを我が幸福、喜びとするものです。
古くは家庭教師をやっていた頃、自分の教え子が志望校に合格できたときの喜びです。
最近の幸福感、喜びは、この3つ目の他人の幸福、喜びを我が幸福、喜びとするものが中心となっています。
現在、年商10億円企業10社輩出プロジェクトを推進中ですが、私が経営参謀役している中小・ベンチャー企業から10億円企業がどんどん出てくることを楽しみにしています。それが一番の幸福感、喜びと言えます。
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