「マーキュリー通信」no.2421【ワンポイントアップのプレゼン力-7「セミナー受講者とのコミュニケーションが重要」】
世の中には自分のことを名プレゼンターと思っている人も多数います。
先日、ホテルのセミナールームで約100名の参加者を集めたO社長によるセミナーが開催
されました。
朝9時から夕方18時までの缶詰セミナーでした。
O社長は、ジョークも交えながら参加者とコミュニケーションをとりながら進めていきま
す。
ジョークもO社長独特のジョークなのでしょうか。
「本日は決められたトイレ休憩時間以外はトイレにいくことは認めません。もし、どう
しても我慢できない場合には、溲瓶を用意します」
会場からは笑いが漏れましたが、女性も参加しており、失笑も漏れました。
実際、9時間の缶詰セミナーでしたが、昼の1時間以外は午前午後各1回程度で、参加者
の疲労は高まり、集中力も衰えていましたした。
O社長は、参加者に適宜質問をするのですが、一方的な質問で押しつけがましい質問でし
た。
コミュニケーションとは、参加者と会話のキャッチボールをしながら、どうのように感
じ、何を考えているかを把握しながら進めていくことが重要です。
いくら立派なセミナールームで行い、立派な教材テキストをつけても、参加者とのコミ
ュニケーションがとれていなければ、そのセミナーは良いとはいえません。
O社長のプレゼンは余人を持って代えがたいうまさがありますが、一方的な押しつけのセ
ミナーでは反発を感じる人も多数いたのではないかと思います。
◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
私のプレゼンスタイルは、余人を持って代えがたいものではありません。基本を大事に
し、その基本さえ守れば、誰でもプレゼンが上手に行えます。
私も昔は人前で話すと上がっていましたが、プレゼンのこつを得ればそれもなくなりま
した。
詳しくは、私の経験を語った電子出版「あなたのプレゼンテーション力10倍アップの極
意」をご覧ください。
http://www.mercury-b.com/presentation/index.html
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