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2014年6月21日 (土)

「マーキュリー通信」no.2428【Bob Sugayaのワンポイントアップの英語術-37「上から目線の表現になっていないかチェックする」】

30年以上前日本の鉄鋼業とカナダの現地資本がカナディアンロッキーにある炭鉱を共同
開発することになりました。
私は日本側の窓口としてカルガリーに駐在していました。
そのとき、カナダ側の窓口担当者との間でコミュニケーショントラブルがありました。
日本側が要求していた報告書が約束期限までに届かなかったのです。
私はその時、"Why haven't you give us your report by the deadline? I'm a
representative of the Japanese side."と怒りの口調で相手側にぶつけました。
それを聞いていた私の上司(店長)から、「そういう上から目線の言い方では、却って
相手の反発を招くぞ」と注意されました。
その店長は、カナダ人と電話で話すとき、いつも笑顔で、時には笑いながら接していま
す。
それ以来、私は電話で話すときも、笑顔が大事と心がけています。英語にも丁寧表現が
あり、それを多用するようにしています。
上記の表現を下記のような言い回しに変えただけでも、相手の受け止め方もだいぶ変わ
ったはずです。
" I would much appreciate if you could give us your report by the deadline."
それ以来、カナダ人とのコミュニケーションはぐんと良くなっていきました。

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