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2014年7月13日 (日)

「マーキュリー通信」no.2444【ベストセラー書中国人の書いた「日米中アジア開戦」に 学ぶ】

著者の中国人陳破空氏は、天安門事件世代で現在51歳。天安門の民主化運動のリーダー

として関わり、2度投獄される。96年、米国に亡命し、現在は政治評論家として中国の

しん植民地主義に反対して活動中。

1989年6月4日の天安門事件では、時の最高指導者鄧小平は30万人の解放軍兵士を北京に

集結させ、民主化運動に関わった中国人民を大量虐殺した。

その後も共産党政府の矛先は中国国民の民主化運動弾圧に精力が割かれてきた。その代

表例が法輪功関与者の大量殺戮だった。

90年代から台湾制圧に向けて軍事力は向けられた。

そして、最近は周辺諸国に向けられてきた。南シナ海の制圧のために、「中国の核心的

利益」と称し、ベトナム、フィリピンの領海を侵犯し始めた。

当然その延長線上には、台湾、沖縄、尖閣諸島がある。この領海を制圧することで、南

シナ海から東シナ海のシーレーンを抑えることができる。その結果、日本も含めた周辺

諸国の中国の属国化が完了する。

現在、日本では集団的自衛権の反対運動が巻き起こっているが、中国としては集団的自

衛権を日本が行使できるようになると、中国の新植民地主義の大きな障害となるので、

猛反対している。

もし、中国が尖閣諸島を侵略し、中国侵略軍に対し日米が共同で戦えば、現時点では日

米の勝利に終わる可能性が大きい。

その意味で、習近平政権は慎重姿勢を保っている。

著者の中国人陳破空氏は、中国の民主化を心から願っており、もちろん戦争には反対し

ている。

一方で、現在の共産党独裁政権を倒し、中国の民主化を進めるには、戦争をやむなしと

考えている。中国が戦争に敗れれば、現政権は失脚せざるを得なくなるからです。

私も同氏の考え方に賛成です。私も平和主義者ですが、今の平和ぼけした日本人に目を

覚ましてもらう為にも、他国からの侵略の脅威を肌身でもって知ることも重要と考えま

す。

そして、国防の重要性を認識してもらい、米国から押しつけられた世界一侵略を受けや

すい日本国憲法の廃止→日本国民による、日本国民の為の、日本国民の新憲法の制定を

早期に実現してほしいと思います。

本書は、中国人の立場、ものの考え方として貴重な書籍となっています。800円と安

価なので一読をお勧めします。

◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆

中国は、平気で嘘をつきます。中国の考え方は、嘘は何度も言っているうちに事実とな

るという考え方です。

その典型例が南京大虐殺事件です。同事件は、当時のトップ蒋介石すら一度も口にした

ことがない事件です。

きっかけは朝日新聞の反日記者本多勝一郎が、現地の噂を鵜呑みにして、情報の裏付け

捜査もしないまま記事を掲載したことから始まります。中国はこれをテイクチャンスし

て、日本攻撃の格好の材料とします。

そして、現在中国は、南京大虐殺事件を世界遺産登録を申請するという厚顔無恥ぶりを

発揮しています。

一方、従軍慰安婦事件も、自民党河野洋平氏が、韓国にゴマをするために、リップサー

ビスで言ったことを政治利用されてしまいました。

世界の常識で言えば、中韓両国こそこれまで大虐殺をやったり、従軍慰安婦事件を起こ

してきた当事国であると認識した方が賢明です。

中韓両国は、日本バッシングのために、手を組んでいますが、根は同じで、嘘を平気で

いう国家と言うことを肝に銘じておく必要があります。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

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