「マーキュリー通信」no.2454【人生に勝利する方程式-110「決断力をつける」】
長い人生の中で決断力を求められることが出てきます。そして、その決断がその後の人
生に大きな影響を与えることになります。
従って、決断が大きければ大きいほど慎重さが求められます。
17年前の48歳の時に三井物産を早期退職しました。三井物産退職の理由としては7つほどありました。
その1つに価値観がありました。
25年前から私の行動哲学は「活私豊幸」=「自分を活かしながら人生の途上で出会った
人々をいかに豊かに幸福にできる人間でありたい」 というものに変わっていきました。
そこで組織に縛られずにもっと自由に生きていきたいという思いが強くなっていきまし
た。
収入面では減少しましたが、幸い日本の過酷な累進課税制度のおかげで、収入が半分に
なっても、手取り収入は7割程度の減少で済みます。
その後17年が経過したわけですが、途中いろいろと紆余曲折がありました。失敗や挫折
もありました。
しかし、時間と組織に縛られず自分の価値観を基に自由に生きることの大切さと喜びを
経験することができました。
三井物産退職後は、三井物産の看板に頼らなくても良いように、自分の強みの強化に努
めてきました。
その結果が現在の起業革命コンサルタント&最勝の経営参謀役です。そして、その役割
が認められ、現在では収入面でも自分の力で稼ぐことができるようになりました。
私の掲げる「人生に勝利する」とは、自分に忠実に生き、自分らしい人生を送ることで
す。決して世間的な地位や名誉を求める生き方ではありません。
その意味で、17年前の私の決断は大きな人生の決断でしたが、良い決断だっと思ってい
ます。
◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
三井物産を退職するとき、妻は私の雰囲気から、私が三井物産を辞めることを察知して
いました。
妻には私の気持ちが以心伝心で伝わっていたようでした。
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