「マーキュリー通信」no.2468【ワンポイントアップの仕事力-114「仕事のできる人の 所に仕事は集まる」 】
仕事のできる人の所になぜ仕事は集まるのでしょうか?
それは仕事のできる人は、よほどのことがない限り新たに依頼された仕事を断らないか
らです。
新たな仕事を受けたとき、これまでの仕事との調整を図ります。仕事の優先順位も変え
ます。
そして新しい仕事に集中するので、新しい仕事も要領よくこなし、顧客や依頼先のニー
ズに応え、期限が必要な場合にはその期限までに期待された仕事をやり遂げます。
当然顧客、依頼先からは信頼され、又仕事をお願いしようと思います。
仕事のできる人は、自分が必要とされていると思い、新しい仕事に喜びを感じ、同時に
責任感も感じて新しい仕事を始めます。
もし、責任を持って仕事を遂行できない場合には、安請け合いしないで代替案を提案し
て、顧客、依頼先からのニーズに誠意を持って応えようとします。
一方、仕事のできない人は、新たな仕事が持ち込まれたとき、瞬間的に拒否反応が出て
きます。新たな仕事を苦痛と感じます。だからできない言い訳をいろいろとして、断ろ
うとします。
更に仕事をお願いしようとすると、時には怒りさえ表します。
仕事のできない人は、自分が認められようといつも忙しい忙しいと言葉に出します。
その結果、仕事のできない人のところには、新しい仕事は余り持ち込まれません。なぜ
なら仮に仕事を受けてもらったとしても、いやいや仕事をされては、良い結果は出ませ
ん。だから仕事のできない人の所にはますます仕事が来なくなります。
会社で閑職を余儀なくされている人が時々いますが、それは自らが蒔いた種ともいえま
す。
仕事のできない人は、仕事も遅いです。与えられた仕事を後生大事に抱え、仕事を進め
ようとします。
仕事のできない人は、「時は金なり(Time is money)」という概念がありません。ただ
いたずらに時間を費やしがちとなります。
よく時間の無駄は仕事の中にあると言われますが、仕事のできない人の場合、時間の無
駄遣いを本人が気づかずして行っています。
仕事力があるかどうかは、一度上記のように自分を客観視してみると自分の現在の仕事
力が分かると思います。
◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
以前、某社の某総務部長は、いつも忙しい忙しいと言っていてなかなかアポが取れませ
んでしたが、やっとアポを取り、会うことができました。
某総務部長と面談すると、本人が一人でしゃべりまくり約束の1時間があっという間に
終わってしまいました。
もちろんその商談もうまくいきませんでした。
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