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2014年9月

2014年9月30日 (火)

「マーキュリー通信」no.2494【マーケティングの父、コトラー博士の新マーケティング理論4.0とは】

マーケティングの父、フィリップ・コトラー教授が発起人のワールドマーケティグサミ

ット2014が日本で開催されました。
その後、コトラー博士が日経プラス10に特別ゲストとして登場しました。

コトラー博士は、今回新マーケティング理論4.0を発表しました。

マーケティング1.0 製品中心のマーケティング Mind 

マーケティング2.0 消費者志向のマーケティング Heart

マーケティング3.0 価値主導のマーケティング Spirit

↓ 

マーケティング4.0 自己実現のマーケティング Self-actualization

自己実現のマーケティングでは、マズローの有名な欲求5段階説の最後の自己実現と同じ

になります。

日本でマーケティング3.0に到達している企業というのは数少ないと思われますが、
AppleのSteven JobsのiPhone、iPadなどがこれに該当します。

自己実現は人それぞれ内容は違いますが、自己実現は人生の究極の目的です。但し、そ

の自己実現が世の中の役に立つモノであることが大前提になると思います。

私が現在企画推進中の年金程度で暮らせる心身共に元気な高齢者向けのシェアハウス「

ユートピア館」は、まさにマーケティング4.0に当てはまります。

「ユートピア館」のコンセプトは、マーケティング3.0 価値主導のマーケティング

も入っています。

つまり、現在政府が主導する社会保障制度では、政府に依存する高齢者が増え、その結

果、寝たきり認知症老人大国となってしまいます。

その結果、社会保障制度は、完全に破綻し、国民経済に重大な影響を与えます。この流

れを断ち切る為に、私は生涯現役の自立型高齢者の社会建設を目指しています。その手

段が、「ユートピア館」です。

そして、「ユートピア館」には、当然マーケティング2.0 消費者志向のマーケティ

ングも含まれています。つまり、消費者ニーズがなければ、「ユートピア館」事業は成

功しません。

私は「ユートピア館」1万棟を計画していますが、もちろん私一人でできるわけではあり

ません。

私の掲げる「価値」に賛同する企業が現れ、大企業主導で「ユートピア館」の建設が進

められれば、1万棟は可能となります。

◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆

コトラーは現在83歳ですが、一橋大学の恩師故田内幸一先生と同じ歳です。田内先生も

マーケティング学会の大御所の3人に数えられた方でした。

私も田内先生から多くのことを学びましたが、先生亡き後はコトラーからも多くの事を

学びました。

先生と同じ歳とは、これも何かの縁と感じています。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

この度プロの経営者を育成する経営次進塾の塾長に就任しました。

これまで私は龍馬塾塾長として6年間(マーキュリー起業塾の2年も含む)に亘り、経

営の実践を中心に中小・ベンチャー企業経営者を対象に双方向の実践塾を実施してきま

した。

経営次進塾は、経営者が必要とする経営理論も含め経営全般の知識と実践の両方を半年

間に亘り深く学ぶ実践塾です。

経営次進塾は、龍馬塾の延長線上にある経営塾なので、この度お引き受けさせていただ

くことにしました。

皆様に経営次進塾を詳しく知っていただくために、2014年10月14日(火)・30日(木)に特別セミナーを開くことになりました。

どちらかご都合のつく日に是非お越しください。

詳細は、下記URLからご覧の上、関心のある方はお申し込みください。

第10期経営次進塾
塾長 菅谷信雄


*******************************************************************

日程:2014年10月14日(火)・30日(木)
時間:両日とも18:30~20:30(開場18:15~)
場所:究和エンタープライズコンコード(株)・セミナールーム(神保町)
詳細・申込み : http://www.nextcollege.jp/seminar.html

*******************************************************************

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2014年9月29日 (月)

「マーキュリー通信」no.2493【ワンポイントアップの人間力-56「人に認めてもらいた いと強く思うと、人は離れていく」】

1年を通じいろいろな人との出会いがあります。

初めての出会いでは真剣勝負となります。その人との会話を通じ、その人の実力を判断

していきます。これにプラスアルファその人の経験、実績、性格等が加わっていきます

時々、相手に認めてもらいたいために、自分は大手企業でこれだけ活躍してきたことを

PRする人がいます。

大手企業での活躍はその人を知る上で一つの判断材料となりますが、その経験を活かし

どのような人生を歩んできて、現在があり、その相手の現在に関心があるわけです。
その人の過去の栄光とつきあうわけではありません。

ここを勘違いして、会う度毎に、過去の栄光をPRして、認めてもらいたがる人がいます


人間関係はおもしろいもので、相手が認めて欲しいと思う気持ちが強いと、逆に遠ざか

っていきます。

過去の経験、実績を通じ、どのような人格を形成してきたのか、その現在の「あなた」

に関心があるわけです。長い間に積み重ねてきたその人の人間力に関心があるわけです

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2014年9月28日 (日)

「マーキュリー通信」no.2492【「創レポート9月号 業界の常識・会社の当たり前は本当に正しいのか?「常識破り」で事業を進化させる】

毎月大好評の公認会計士伊藤隆先生の経営レポート「創レポート」をお届けします。

今月は、業界の慣習を破った農業改革の話です。他業界にも応用が利くと思います。
詳細は、「sr1409.pdf」をダウンロード をご覧ください。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

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2014年9月26日 (金)

「マーキュリー通信」no.2491【ワンポイントアップの経営術-103「死んだ技術の復活に よりブルーオーシャン市場を創る」】

最盛期には1000万台が普及し、ポケベル(ポケットベルの略称)の愛称で一世を風靡し

た東京テレメッセージの社名を知る人は現在では少数派でしょうが、この会社が復活し

つつあります。

携帯電話の普及によりポケベルの役割はなくなりましたが、ポケベルの電波受信機能を

活かし、災害時の受信機能に活用され始めました。

茅ヶ崎市では、市民用の災害時280MHz防災ラジオとして、ポケベルを全面採用しました

。その動きが全国の自治体、病院等に普及し始めました。

ポケベルの競合だったNTTは事業撤退したため、今やポケベル市場は完全に東京テレメッ

セージの独占市場で、いったん消滅した市場が復活し、まさにブルーオーシャン市場と

なっています。

同社を調べたら、私が現在利用しているD-FAXサービスも提供していることが分かりま

した。

このように技術進歩に伴い、一旦死んだ技術が、別の用途に使われるケースも多々ある

と思います。

中小・ベンチャー企業の経営者としては、こういうニッチな市場を探すのもおもしろい

かもしれませんね。

◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆

ポケベルという商品名を今の若い人に聞くと、ポケモンのベルをイメージするそうです

。ポケベルという商品名は今や死語となってしまったようです。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

この度プロの経営者を育成する経営次進塾の塾長に就任しました。

これまで私は龍馬塾塾長として6年間(マーキュリー起業塾の2年も含む)に亘り、経

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した。

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2014年9月25日 (木)

「マーキュリー通信」no.2490【人生100年時代をぴんぴんころりで楽しく生きる法-57「 隠れ介護1300万人の激震」】

今週号の日経ビジネスで「隠れ介護1300万人の激震」を特集として採り上げていました


つまり親の介護のため、ある日突然働き盛りの社員が退職を余儀なくされる例が頻発し

ているそうです。調査会社によると、このような社員は今後1300万人になると推測され

ています。

寝たきり認知症介護老人は現在200万人以上いますが、主に我々団塊の世代の親です。

寝たきり認知症は、世の中から必要とされないことが大きな要因となっています。

今、同世代の多くの仲間は、定年退職を余儀なくされ、毎日が日曜日のサンデー毎日の

人も多数います。

このままこの流れを放置していくと、日本は介護老人大国となり、社会保障費は年々ふ

くれあがっていきます。

その為には、自分自身が世間から必要とされるよう自立していくことです。これまでの

自分の経験を世の中の役に立てようと思えば、受入先は自ずと出てきます。金銭的多寡

ではなく、世の中のお役に立つかどうかと言う切り口です。

この流れを、仕組みを作っていけば、介護老人の数は減っていきます。その結果、隠れ

介護1300万人の衝撃というマスコミのプロパガンダもシュリンクしていきます。

現在の現役世代も生涯現役で生きていくというライフスタイル、人生計画を立てていけ

ば介護老人になる可能性は低くなっていきます。

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2014年9月24日 (水)

「マーキュリー通信」no.2489【奇人変人の異見-231「3Fから大きくかけ離れている現代 のマスコミ報道」】

朝日新聞の従軍慰安婦問題を巡り新聞各社が朝日新聞を盛んにバッシングしています。

しかし、私から見れば同じ穴の狢にしかみえません。敵失をtake chanceして、自社の新

聞購買に結びつけようとする魂胆が見え見えです。

さて、現代のマスコミは3Fから大きくかけ離れています。3Fは私の造語で、

Fact,Fair,Freeの略です。

つまり、マスコミはまずFact(事実)に基づいて報道しなければいけませんが、朝日の

従軍慰安婦問題と南京大虐殺事件の報道ぶりをみて、事実無根の事件を虚偽報道してし

まう厚顔無恥ぶりにあきれてしまいます。
しかも、32年間に及ぶ虚偽の報道を続け、日本の国益を大きく損ねていながら海外に向

けての謝罪発表すらしていません。

2つ目のFはFairです。つまり、偏った報道をしていないかです。朝日の報道姿勢は、極

左に偏っており、これだけでも報道機関としては失格です。

3つ目のFはFreeです。これは国家権力からの自由を意味しますが、上記2つのFが前提で

初めて報道の自由があります。
自社の報道に間違いを発見したら、直ちに訂正して謝罪するという報道責任があってこ

そ報道の自由があるわけです。

現代のマスコミは、私流に言えばFalse(嘘)、Fanatic(狂信者)、Foolish(思慮の浅

い)です。

以下は、マーキュリー通信読者からの情報をご紹介させていただきますが、朝日新聞の

歴史を見ると、報道機関と言うよりは、中国の出先機関であり、朝日の報道姿勢を見る

と、中国のスパイとしか思えません。
この歴史的事実を知ると、もはや報道機関としての体をなしておらず、従軍慰安婦問題

と南京大虐殺事件の虚偽報道を全世界に謝罪し、その上で廃刊すべきと考えます。

======================================

(2014.9.14)
■■ Japan On the Globe(866) ■■ 国際派日本人養成講座 ■■

         Media Watch: 中ソの代弁70年
                      ~ 朝日新聞プロパガンダ小史(下)

 朝日は、中国の国内代弁者としてモンスター国家の成長に一役買った。

■転送歓迎■ H26.09.14 ■ 43,652 Copies ■ 3,901,048Views■
無料購読申込・取消: http://blog.jog-net.jp/

■1.「国外追放になる記事はあえて書く必要はない」

 ソ連崩壊後、朝日新聞は代弁の依頼元を中国に乗り換える。その伏線が昭和42

(1967)年の親中派・広岡知男氏の社長就任だった。

 昭和39(1964)年に日中記者交換協定が締結され、日中双方が8人ずつの記者を相手

国に常駐させるようになった。しかし、日本側の記者が、次々と「反中国報道」を行っ

たなどの理由で国外追放になり、1970(昭和45)年には朝日の秋岡家栄・特派員のみが

北京に留まっていた。

 広岡社長は他紙からの批判をものともせず「こう書けば国外追放になるという記事は

あえて書く必要はない」と秋岡特派員に指示していた。秋岡特派員はこの指示を忠実に

実行した。たとえば1971(昭和46)年9月に中国共産党副主席だった林彪がクーデター

に失敗して、ソ連に向かって飛行機で脱出する途中、モンゴルで墜落死した。

 この年の国慶節パレードが突然、中止されたため、重大な事件が起こったのではない

か、という観測が世界に広まったが、秋岡特派員は「北京の様子はまったく平静」など

と否定した。

 日本の各紙が林彪失脚を記事にする中で、朝日だけが現地からの否定記事を送り続け

た。朝日が「林彪すでに死亡」と報じたのは、翌年7月に毛沢東がそれを認めた後だっ

た。[a]

■2.文化大革命は「世紀に挑む実験」

 この頃、中国では10年余におよぶ「文化大革命」が吹き荒れていた。その始まりは

1966(昭和41)年だったが、同年5月2日付け社説では、中ソ対立を機に、中国がソ連

とは別の道を歩み始めていた事を踏まえて、次のような期待感を表明した。

__________
 そこには、いわば「道徳国家」ともいうべきものを目指すとともに、中ソ論争の課題

に答えようとする「世紀に挑む実験」といった意欲も感じられなくはないのである。

[1,p185]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 しかし、この期待感は、紅衛兵たちの蛮行によってすぐに裏切られる。「紅衛兵」の

腕章をつけた少年少女が北京市内にあふれ、大人を「私は革命に反対した」というプラ

カードを持たせて、市中を引き回したりした[b,c]。朝日はこの暴走を「理性的配慮を欠

いている」などと批判しつつも、こんな強弁で弁護した。

__________
 スターリンは、反対者をおさえるのに血の粛清をもってした。中国では、こんどはも

ちろん、以前にもそれがほとんどなかったことは、大きな進歩である。・・・中国が人

間改造という途方もない大事業に乗出した意義と影響を、冷静に見守る必要があろう。

{1,p187]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

■3.「日本軍国主義復活」

 広岡社長は昭和45(1970)年3月から1ヶ月近くも、日中両政府の「覚書貿易交渉」

の日本代表にくっついて、中国に滞在した。なんとか日中国交回復を実現させたい、と

いう思いからであった。

 後に回想録で「現役社長が、株主総会もすっぽかして1ヶ月も中国に滞在していて、

いったい何をしていたんだと社員からも、世間からも責められる破目になった」と自慢

げに書いているが、明らかに新聞社社長としての立場を逸脱した入れ込みようであった

 しかし、広岡社長が夢見ていた周恩来首相との単独会見は叶わず、日本代表団に混じ

っての集団会見参加しか許されなかった。その会見記事には周恩来首相の発言しか掲載

されていない。これでは平特派員とかわらず「何をしていたんだ」という批判も当然で

ある。

 その周恩来は佐藤栄作・自民党政権の沖縄返還、日米同盟堅持、防衛力強化を「日本

軍国主義復活」と批判し、朝日はその発言を紹介した上で、さらに社説でこう述べた。

__________
「日本軍国主義はすでに復活し、アジアの危険な侵略勢力となっている」とか「沖縄の

返還は全くのペテンだ」と中国側は主張した。・・・ われわれは、日本軍国主義がす

でに復活したとまでは考えない。だが「復活」の危険な情勢にあることは、・・・認め

ざるを得ないと思う。[1,p170]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

■4.「安保条約の解消と、日中関係正常化への努力を」

 おりしも、70年安保改定が進められていた。日米安保条約の自動延長が決まった同

年6月23日付け社説はここまで述べている。

__________
 日中関係の正常化こそ、わが国の恒久的な安全保障の条件なのであり、“選択の70

年代”の課題は、対米関係の調整に立った安保条約の解消と、日中関係正常化への努力

を並行して進めてゆくことである。[1,p173]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 以後、朝日は「日中関係正常化」に邁進するが、それは「日米安保の解消」とセット

になった進路であった。自主防衛力強化にも反対しており、それは中国の属国になる道

に他ならない。

 広岡社長は帰国後、「日中友好」に血道を上げる。昭和46(1971)年4月には日中親

善卓球大会を後援し、中国出土文物展を開催、47年の上海バレエ団公演では資金集め

等、すべての実務を担当した。

 それ以前、日本国民にとって中国は「得体の知れない不気味な国」だった。昭和45

(1970)年5月時点の時事通信社による世論調査では、中国を「好き」と答えた人はわず

か2.5%であり、対中貿易は日本の貿易総額のわずか2%しかなかった。朝日の「奮闘

」がなければ、その後の「日中国交正常化」そのものが不可能だったかも知れない。[d]

■5.朝日が始めた「南京大虐殺」キャンペーン

 中国の「日本軍国主義」批判に呼応して、朝日はその援護射撃をするかのように、自

虐史観の宣伝を始めた。昭和46(1971)年8月26日夕刊から連載を開始した、本多勝

一記者による「中国の旅」である。

 その中には「百人斬り競争」の記事がある。南京戦で、二人の日本兵がどちらが先に

100人の中国人を殺せるか競争した、という戦中の東京日日新聞(毎日新聞の前身)

の虚構の戦意高揚記事を、「日本軍の残虐行為」という視点で、書き直したものだ。

 後に山本七平氏が、日本刀で3人も斬れば使い物にならなくなり、ましてや「鉄兜も

ろとも唐竹割り」などということは、木刀でマキを切れないように物理的に不可能な点

を指摘した。[e]

「中国の旅」の虚報に対して、様々な識者から批判されたが、本多記者は「中国で聞い

た話を記事にしただけで、文句があるなら、中国側に言え」と突っぱねた。聞いた話が

事実かどうか確認してから記事にするという基本も無視して、日本軍の「残虐行為」だ

けを書き散らした、まさにプロパガンダそのものである。

 ここから日本軍が南京で30万人規模の虐殺をしたという「南京大虐殺」のキャンペ

ーンを、中国と朝日や日教組などの国内左翼勢力が連携して行い、日本人に中国に対す

る贖罪意識を持たせ、その上で「日中国交正常化」を中国ペースで進めた。

 林彪事件や文化大革命のように中国に都合の悪い事実は書かず、中国側の主張を繰り

返し、「日中友好行事」に邁進すつつ、日本国民に虚構の「南京大虐殺」を刷り込んで

贖罪意識を持たせる。中国にとって、朝日は日本国内における理想的な「工作機関」だ

った。

■6.日清戦争以来の中国侵略と「反共の障壁」を自省せよ

 昭和47(1972)年2月、親米・親台湾を信条とする佐藤栄作政権が末期を迎えると、

周恩来は「日本軍国主義批判」をぴたりとやめ、次期首相と目される田中角栄を中国に

招待した。

 首相となった田中角栄は、マスコミに「今太閤」と持て囃されるなか、内閣発足3ヶ

月足らずのうちに、中国を電撃訪問し、「日中国交正常化」を謳い上げた共同声明を発

表する。[d]

 これを朝日新聞は、広岡社長による「日中正常化と日本の進路」と題した論説を1面

トップに掲げて、こう述べた。

__________
 去る9月25日、北京の人民公会堂で開かれた日本代表団の歓迎夕食会において、周

恩来首相があいさつの中で「1984年から半世紀にわたる日本軍国主義の中国侵略」との

べて、日本の侵攻の起点を日清戦争としていることは、見逃してならぬ点であろう。・

・・

明治維新によって、先進国の技術を取り入れ、近代国家に頭を突っこんだ日本が、富国

強兵政策によって起こした中国との衝突が日清戦争であった。それ以降の日本人の頭の

中には、侵略される側の犠牲を考える意識はなくなり、戦いに勝ち、国を取ったことに

よる国民の士気高揚のみが残った。[1,p173]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 日清戦争まで日本の「侵略」とするのは、まさに中国側に立った特異な史観である。

さらに同日の社説「共同声明の歴史的重み」は、こう述べた。

__________
 新しい日中関係の歴史は、戦前にさかのぼるわが国の中国侵略と、反共の障壁をかま

えてきた戦後の外交政策に対する深い自省を起点とすることによって、初めて開かれる

。[1,p174]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

「反共の障壁」とは、日本がアメリカと同盟を組み、西側陣営に属してきたことを指す

。戦後のわが国は、日米同盟によって平和が保たれ、自由主義経済、貿易によって、奇

跡的な復興を遂げた。それを「自省」し、文化大革命や大躍進政策で、数千万の犠牲を

出し、経済も疲弊していた中国と共なる道を歩むべしと、朝日は説くのである。

■7.教科書検定の誤報

 宿願の「日中国交正常化」を果たした後も、朝日は中国の代弁者として忠勤に励む。

中国は日本国民に贖罪意識を持たせつつ、それをテコとして賠償金がわりに経済援助を

引き出す戦術をとった。そのためには日本国民の自虐史観を維持することが必要だった

 昭和57(1982)年6月26日、朝日は一面トップで「教科書さらに『戦前』復帰へ」

「文部省 高校社会中心に検定強化」「『侵略』表現薄める/古代天皇にも敬語」と大

々的に報道した。

 各紙で一斉に同様な報道がなされた事から、ある共通の情報元からの意図的なプロパ

ガンダがなされたのだろう。特にこの年、9月に鈴木善幸首相が日中友好10周年記念

行事で訪中を予定していたので、それに狙いを定めたようだ。

 朝日記事は、検定前と検定後の違いを一覧表にして、「日本軍が華北を侵略すると・

・・」を「進出すると」、「中国への全面侵略・・・」を「全面侵攻」に訂正された、

と指摘したのである。

 この報道を踏まえて、中国政府は日本側に正式抗議してきた。朝日の挙げた「華北侵

略」の例をそのまま使っており、その報道に依拠したものであることは明白であった。

 その後、「侵略」を「進出」に書き換えた事実はなかった事が明らかになったが、朝

日はわずか15行の「誤報訂正記事」を出しただけで、逆に「『侵略』抑制、30年代

から一貫」と題する9段抜きの長文記事を出したりして、問題を煽り続けた。[f]

 この事件が外国政府が日本の教科書に口出しをする悪しき前例となり、教科書検定に

「近隣諸国に配慮する」という「近隣諸国条項」が盛り込まれ、わが国の歴史教科書は

自虐史観の度を強めていく。

 さらに、この傾向に歯止めをかけようと執筆された「新しい歴史教科書をつくる会」

による『新編日本史』に対しても、朝日は「「中韓懸念の『つくる会』教科書」「中韓

など反発必至」などと大々的な非難キャンペーンを行い、これに呼応するように中国政

府が抗議をしてきた。中国とその代弁者・朝日は息のあった連携を見せ続ける。[g]

■8.朝日が貢献したモンスター国家の成長

 また中国は首相の靖国参拝については、まったく問題にしていなかったのに、昭和6

0(1985)年8月15日の中曽根首相の参拝に突然、非難の声をあげた。これは親日派・

胡耀邦をターゲットにした共産党長老たちの権力闘争が背景にあったと考えられるが、

以後、朝日は靖国参拝に関しても、執拗な日本政府攻撃を続けて「軍国主義批判」を援

護射撃する。[h]

 権力闘争の末に天安門事件が起こり[i]、国際的な経済制裁を受けると、中国は天皇訪

中をきっかけにした日本の制裁解除を目論み、朝日もこれを後押しして、実現させた。

[j]

 こうして中国は共産党独裁体制を温存したまま、経済・軍事大国化し、わが国のみな

らず台湾、フィリピン、ベトナムなどの周辺諸国に軍事的な圧力をかけている。このモ

ンスター国家を育てた大きな要因は、日本の経済援助と日本企業進出である。

 朝日に代表される親中マスコミがプロパガンダ報道ではなく、大躍進、文化大革命、

天安門事件、さらにはチベットやウイグルでの蛮行を正確に伝えていたら、国民も警戒

して、対中援助もこれほどには行われず、日本企業の進出ももっと抑制的となり、天安

門以降の経済制裁も長期化していたろう。

 わが国は中国の巧みな外交戦略に乗せられてきたのであり、それは朝日という国内代

弁者がいなければ成功しなかった。仮に国内代弁者なく、中国政府だけが同様の主張を

してきたとしたら、日本国民はかくも見事に騙されなかったろう。

 今後、このような過ちを避けるためには、わが国のマスコミが外国政府の代弁者では

なく、正確に事実を報道しつつ、日本国民のための言論活動をする、という本来の報道

機関に戻ることが不可欠である。

(文責:伊勢雅臣)

■リンク■

a. JOG(042) 中国の友人
 中国代表部の意向が直接秋岡氏に伝わり、朝日新聞社がそれに従うという風潮が生ま

れていた。
http://www2s.biglobe.ne.jp/nippon/jogbd_h10_1/jog042.html

b. JOG(109) 中国の失われた20年(上)~2千万人餓死への「大躍進」
http://www2s.biglobe.ne.jp/nippon/jogbd_h11_2/jog109.html

c. JOG(110) 中国の失われた20年(下)~憎悪と破壊の「文化大革命」
http://www2s.biglobe.ne.jp/nippon/jogbd_h11_2/jog110.html

d. JOG(312) 「日中国交正常化」~ 幻想から幻滅へ
 そもそものボタンの掛け違えは、田中角栄の「日中国交正常化」での「異常」な交渉

にあった。
http://www2s.biglobe.ne.jp/nippon/jogbd_h15/jog312.html

e. JOG(028) 平気でうそをつく人々
 戦前の「百人斬り競争」の虚報が戦後の「殺人ゲーム」として復活した。
http://www2s.biglobe.ne.jp/nippon/jogbd_h10_1/jog028.html

f. JOG(044) 虚に吠えたマスコミ
 教科書事件での中国と朝日の連携
http://www2s.biglobe.ne.jp/nippon/jogbd_h10_2/jog044.html

g. JOG(179)  3度目のお先棒担ぎ
 歴史教科書つぶしに奔走する「中国の友人」たちの無法ぶりは、真の日中友好を阻害

している。
http://www2s.biglobe.ne.jp/nippon/jogbd_h13/jog179.html

h. JOG(356) 作られた「反日」
 サッカー場の過激な「反日ファン」は、江沢民政権の歴史教育とマスコミ統制が作っ

た。
http://www2s.biglobe.ne.jp/nippon/jogbd_h16/jog356.html

i. JOG(162) 天安門の地獄絵
 天安門広場に集まって自由と民主化を要求する100万の群衆に人民解放軍が襲いか

かった。

j. JOG(628) 中国の「天皇工作」
「日本を取り込むためには、天皇を取り込め」 が中国の対日外交戦略だった。
http://www2s.biglobe.ne.jp/nippon/jogdb_h21/jog628.html

■参考■(お勧め度、★★★★:必読~★:専門家向け)
  →アドレスをクリックすると、本の紹介画面に飛びます。

1. 片岡正巳『朝日新聞の「戦後」責任』★★、H10
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4886561454/japanontheg01-22/

■編集長・伊勢雅臣より

■■ Japan On the Globe(865) ■■ 国際派日本人養成講座 ■■

         Media Watch: 中ソの代弁70年
                      ~ 朝日新聞プロパガンダ小史(上)

 敗戦直後からソ連崩壊まで、朝日新聞はソ連の忠実な代弁者として発言してきた。
■転送歓迎■ H26.09.07 ■ 43,648 Copies ■ 3,897,814Views■
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■1.我が国の自由民主主義を破壊するプロパガンダ

 朝日新聞が「慰安婦問題」での32年も前の「誤報」を認めた事から、新聞、週刊誌

、ネットが大炎上している。「誤報」と括弧つきで書くのは、弊誌にはそれが意図的な

「誤報」、すなわち政治宣伝(プロパガンダ)だったとしか思えないからだ。

 朝日が、慰安婦は日本軍によって強制徴用された「性奴隷」だと誤認し、人道的な観

点から謝罪や補償を訴えたのなら、まだ救いがある。その事実誤認が分かり次第、自ら

謝罪して、正しい事実を広めようと誠実な努力をする限り。(その姿勢が全く見られな

いから、大炎上しているのだが)

 しかし、仮に朝日が韓国や中国の意向を受けて、誤った事実と知りながら、世界に訴

えてきたとしたら、どうだろう。それは意図的な虚報によって、日本の国益・名誉を損

ない、中韓を外交的優位に立たせる行為である。

 これを世に「売国行為」と言う。しかし、弊誌ではそのような悪罵よりも、確かな事

実と自由な言論に基づく議会制民主主義を破壊して、かつてのソ連や現在の中国のよう

な全体主義社会をもたらしかねない危険なプロパガンダであると批判する。

 弊誌では、20年近く前から、28号「平気でうそをつく人々」[a]や42号「中国の友人

」[b]を初めとして朝日のプロパガンダを批判してきた。「慰安婦問題」に関する「誤報

」は、中ソの代弁者として活動してきた朝日新聞の戦後70年の歴史のほんの一幕に過

ぎない、と弊誌は見る。

 以下、その歴史を振り返ってみれば、この点は明白となろう。

■2.国際共産主義団体コミンテルンに協力した朝日記者

 朝日が中ソの代弁者となる予兆は、すでに戦前からあった。朝日新聞記者・尾崎秀實

(ほつみ)は特派員として昭和2(1927)年から上海に駐在し、リヒャルト・ゾルゲと親

交を結ぶ。ゾルゲはドイツ共産党を通じて、モスクワの国際共産主義団体コミンテルン

に所属していた。

 尾崎はその後、朝日を退職して近衛内閣の嘱託となり、日本と蒋介石政権を戦わせて

共倒れにさせ、ソ・中・日の「赤い東亜共同体」を実現しようとするコミンテルンの方

針に協力して、さかんに日本軍の中国大陸進出をけしかける記事を発表した。[a]

 その後、ゾルゲは在日ドイツ大使の私設情報官となり、尾崎と緊密な連携をとって、

日独の機密情報をソ連に流した。二人は昭和16(1941)年に逮捕されて、死刑に処せら

れる。

 尾崎秀實の所行は、朝日新聞社とは関係のない、あくまで異端分子のものだろうか。

当時は、ソ連が誕生したばかりで、共産主義の理想が巧みに宣伝されて少壮軍人や革新

官僚などを洗脳していた。

 当時の知識人が集まっていた朝日の中にも、ソ連シンパが潜んでいたとしても不思議

はない。戦後の朝日の報道ぶりを見れば、尾崎は氷山の一角だった、という事が見えて

くる。

■3.朝日の共産主義運動への参加宣言

 敗戦から3ヶ月足らず後の昭和20(1945)年11月7日付け一面で、朝日は「国民と

共に立たん/本社、新陣容で「建設」へ」という宣言を掲げた。戦争中、軍部に協力し

た報道責任をとるために、社長以下全重役、編集幹部が辞職し、今後は「あくまで国民

の機関たることをここに宣言する」と述べた。

 同日の社説では、この「国民」とは「支配者層と判然区別せられたる国民でなければ

ならない。それは一言にして言えば、工場に、職場に、農山村に働く国民のいひである

」として、「新聞の担(にな)ふべき究極の使命は、働く国民の間から生まれるべき日

本民主主義戦線の機関たることでなければならない」と明言した。

 朝日の言う「国民」とは、支配者層と区別された「労働者階級」であり、その「民主

主義戦線」とは当時の日本共産党が唱えていた「民主戦線」に他ならない。「共産主義

」の言葉こそ隠しているが、これは朝日の共産主義運動への参加宣言であった。

 この「宣言」の起草者は、後にマルクス・レーニン主義に強く傾き、毛沢東信奉者と

なる森恭三であった。戦時中の経営者層の退陣と同時に、尾崎秀實の後継者たちが実権

を占めるようになったのである。

■4.サンフランシスコ講和条約への反対

 ソ連の代弁者としての報道が本格化したのは、日本が独立を回復したサンフランシス

コ講和条約に際してである。当時はすでに朝鮮戦争の最中で、米ソの対立が表面化して

いた。ソ連は東欧に鉄のカーテンを降ろし、中国大陸を赤化し、今また中国軍を使って

朝鮮半島に触手を伸ばしていた。

 この講和条約の意味する所は、時の吉田茂政権が、日本は米国を中心とする自由主義

陣営に立ってソ連の侵略から国を守る、という道を選択したことであった。[d]

 しかし、朝日を中心とする左翼勢力は、これを「単独講和か、全面講和か」という問

題にすり替えた。「全面講和」とは、ソ連と共産圏諸国を含めた全関係国との講和とい

う美辞麗句で、現実に米ソが対立している以上、それは実現不可能な空想であり、それ

ではいつまでも独立回復などできない事は明らかであった。

 一方の「単独講和」とは、米国を中心とする自由主義陣営との講和であるが、講和に

賛成したのは48カ国、反対したのはソ連、チェコ、ポーランドの3カ国だけだったの

で、実質は「多数講和」である。これを「単独講和」と呼ぶのは、日本国民に国際社会

の現実を見せまいとするプロパガンダそのものであった。

 朝日は、講和会議でのグロムイコ・ソ連首席全権の発言をそのまま伝えている。

__________
 日本は米国の軍事基地に転換されつつある。対日講和条約の目的は米軍を日本に駐在

させることにあり、米国は「老練な戦争誘発者」たるダレスの指導下に「侵略者の連合

組織」を打ち立てようとしている。[1,p69]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

「全面講和」などという日本人の琴線に触れる虚構で、ソ連にとって好都合な世論誘導

をしてくれる、まことに得がたい代弁者が登場したのである。

■5.「日本を他国の戦争にまきこむ危険」

 米ソ対立の中で、日本の進路の第二の岐路は「60年安保闘争」であった。これは日

米安保を、単に米軍に基地提供するだけの条約から、日米共同防衛、また在日米軍の配

置や装備に関する両国での事前協議など、より対等の同盟に近づけようとする改訂であ

った。

 これに関して、朝日は昭和34(1959)年10月9日付けの社説「なお消えぬ安保改定

への疑念」で次のような主張を展開した。

__________
 核兵器の持込みを含む、在日米軍の装備の重要変更と日本領域外における作戦行動は

、これを「事前協議」するとしているが、なぜこれを単なる協議でなく、同意を必要と

すると明記できないのか。・・・

「事前の協議を」を必要と認めた政府が、日本の安全を第一に考えなければならない安

保条約に、日本を他国の戦争にまきこむ危険をもつ、日本領域外の米軍の作戦をどうし

て認めようとするのか。[1,p80]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

「日本を他国の戦争にまきこむ危険」とは、前節のソ連による「日本は米国の軍事基地

に転換されつつある」と同じ見方である。そこには、ソ連の侵略からどう国を守るか、

という視点が欠落している。以後、この「捲き込まれ論」は日米同盟反対の一つ覚えの

論法として繰り返される。最近の集団的自衛権での騒ぎでも同様である。

 朝日の主張するように、もし在日米軍の作戦行動に日本の同意を必要とするとしたら

、いかなる作戦行動であろうと、社会党が国会でごねて在日米軍を一歩も動かせなくな

る。ソ連から見れば、在日米軍の動きを阻止する上で、実に効果的なくびきとなったろ

う。

■6.ソ連軍事増強よりも「我が国の防衛力強化」を懸念

 昭和50年前後には中国はソ連と対立するようになり、日米接近を図った。ここで朝

日は親中派の広岡知男社長の旗振りで「日中友好」に大きな役割を果たしたが、これに

ついては後編に譲る。

 昭和52(1977)年に、モスクワ特派員の経験もある親ソ派・秦正流が専務取締役編集

担当となると、ふたたび親ソ派が社内で実権を握った。そして「ロシア・ソビエト国宝

絵画展」「全ソ民族舞踊アンサンブル」「建国60周年記念ソビエト連邦展覧会」「ロ

シア美術館名品展」「ソビエト映画フェスティバル」と親ソ行事を次々と主催または後

援して、ご機嫌取りに奔走する。

 昭和54(1979)年10月初め、ソ連が日米中の接近を威嚇して、国後、択捉島に5、

6千人の約1個旅団と約50両の戦車などを配備したと防衛庁が発表すると、朝日は「

もはや軍事力を背景にして、外交を展開する時代ではないのではないだろうか」と、ま

るで他人事のような前置きをした後、こう言い切った。

__________
 われわれは、今回のソ連側の動きに対して、国内で不必要な反応が生じることも防が

ねばならぬ。・・・ 今回のソ連軍基地増強が、我が国の防衛力強化論につながるおそ

れがあるからだ。[1,p130]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 朝日にとっては、ソ連の軍事基地増強よりも、日本の防衛力強化の方が危険のようだ

。ソ連から見れば、そうに違いない。

 ソ連は日本側の世論工作のためか、同月末にノーボスチ通信社社長一行を派遣し、朝

日新聞東京本社を訪問させた。中江編集局長が対談で、北方領土の軍事力増強について

質問すると、トルクノフ社長はこう答えた。

__________
 それらの情報は周知の通り、米国の軍事筋によってあおられたものであり、明らかに

一定の目的を追求している。・・・いわゆる「ソ連の軍事的脅威」についてのペンタゴ

ンのグローバルな宣伝キャンペーンだが、実際には存在せず、それを隠れ蓑にして米国

と日本をふくむその同盟国の軍事力の増強が行われている。[1,p132]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 自国に脅威を与えている軍事増強に対して、中江編集局長は食い下がることもせずに

、このトルクノフ社長の発言をそのまま記事にして流した。まさにソ連の忠実なる代弁

者であった。

■7.ソ連の「立場を正しく理解することが必要」

 昭和56(1981)年に、日本政府が2月7日を「北方領土の日」と定めると、朝日は猛

烈に反対した。

__________
 ・・・東西の緊張が高まり、内外に右旋回が著しくなるなかで、「北方領土の日」を

テコとした国民運動が誤った方向にねじ曲げられたら、所期の目的を達せられなくなる

おそれがある。・・・いたずらに「ソ連脅威論」であおったり、右傾化のバネに利用し

てはならない。[1,p145]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 相変わらず、ソ連の脅威を論ずることは「右傾化、軍事力強化のテコ」という論法で

ある。同時に、相互信頼の確立に不可欠なのは、北方領土に対するソ連の「立場を正し

く理解することが必要」として、こう力説する。

__________
 ソ連は第二次大戦において、世界で最も大きい人的、物的被害をこうむった。それゆ

えに第二次大戦の結果にソ連がこだわるのは、決して理由のないことではないのである

。北方領土問題は、ソ連にとって国際法の問題というよりは、多くの犠牲のもとにえた

結果を失えぬという、国益と感情問題なのである。[1,p148]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 史実を見れば、ソ連が第二次大戦で受けた被害のほとんどはドイツとの戦いによるも

のであり、北方領土は終戦間際に我が国との中立条約を踏みにじって、武力で奪ったも

のだ。この点での自国の「国益と感情」を押し殺して、ソ連の「国益と感情」を「正し

く理解せよ」と説くことは、筋金入りの代弁者でなければ言えないセリフだ。

■8.ソ連崩壊で代弁者の豹変

 ソ連は平成3(1991)年に崩壊し、新たな連邦「独立国家共同体」に生まれ変わった。

 これは西側諸国との軍拡競争でソ連経済が耐えきれずに崩壊した結果であった。極東

においては、自衛隊と在日米軍がソ連軍と対峙し、その消耗を加速させた。朝日のいま

までの論調と正反対に、日米同盟と自衛隊強化が、ソ連という最大の軍事的脅威を取り

除いたのであった。

 ソ連の忠実な代弁者だった朝日は、この事態に豹変する。同年8月25日付け社説は

こう述べた。

__________
「自由な共和国による揺るぎない連邦」。スターリンの時代以来、ソ連の指導層は自国

をこうたたえてきた。それは建前にすぎず、実はどの共和国も、共産党とそれが支配す

る軍、KGB(JOG注:秘密警察)などの「鉄の腕」に締め上げられてきた。・・・

 新連邦条約は何より、忌まわしい過去を清算し、これまで建前に過ぎなかったものに

実質を与えるものでなければならない。[1,p163]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

「鉄の腕」「忌まわしい過去」とは、よくも言ったり。代弁者は、落ちぶれた依頼人を

、手のひらを返したように見捨てた。しかし、朝日の代弁者としての本質は変わらない

 今度は新しい依頼人、「中国」のために奔走するようになる。
(以下、次号。文責:伊勢雅臣)

■リンク■

a. JOG(028) 平気でうそをつく人々
 戦前の「百人斬り競争」の虚報が戦後の「殺人ゲーム」として復活した。
http://www2s.biglobe.ne.jp/nippon/jogbd_h10_1/jog028.html

b. JOG(042) 中国の友人
 中国代表部の意向が直接秋岡氏に伝わり、朝日新聞社がそれに従うという風潮が生ま

れていた。
http://www2s.biglobe.ne.jp/nippon/jogbd_h10_1/jog042.html

c. JOG(263) 尾崎秀實 ~ 日中和平を妨げたソ連の魔手
 日本と蒋介石政権が日中戦争で共倒れになれば、ソ・中・日の「赤い東亜共同体」が

実現する!
http://www2s.biglobe.ne.jp/nippon/jogbd_h14/jog263.html

d. JOG(206) サンフランシスコ講和条約
 「和解と信頼の講和」に基づき、日本は戦後処理に誠実に取り組み、再び国際社会に

迎えられた。
http://www2s.biglobe.ne.jp/nippon/jogbd_h13/jog206.html

e. JOG(337) 岸信介 ~ 千万人といえども吾往かん
 日本を真の独立国とするための構想に邁進した信念の政治家。
http://www2s.biglobe.ne.jp/nippon/jogbd_h16/jog337.html

■参考■(お勧め度、★★★★:必読~★:専門家向け)
  →アドレスをクリックすると、本の紹介画面に飛びます。

1. 片岡正巳『朝日新聞の「戦後」責任』★★、H10
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4886561454/japanontheg01-22/

■編集長・伊勢雅臣より



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2014年9月23日 (火)

「マーキュリー通信」no.2488【Bob Sugayaのワンポイントアップの英語術-44「NHKの英 語講座を活用する」】

私は英語力維持のため、毎朝の運動の際に、録画済みのNHK英語番組を見ています。両方

を同時に行うことで長続きし、習慣になっています。

カナディアンロッキーをテーマにした番組を見ていたら、次のような表現が出てきまし

た。

カナディアンロッキーでハイキングするときのルールです。

Take nothing but photographs and leave nothing but footprints.

"nothing but"は中学生の時に習った単語で、「以外」はという意味で、昔習ったことを

思い出した人も多いと思います。

上記の分の意味は、「写真以外はとってはだめ、足跡以外は残してはだめ」、つまり、

「高山植物をとってはだめですよ、ゴミを捨ててはだめですよ」ということが言外の意

味になりますが、しゃれた表現ですよね。

nothing but「以外」で覚えようとしても、とっさの時に出てきませんが、上記の表現で

覚えておけば、日常会話でも使えそうですね。

私は、NHK英語番組を見た後、気に入った表現はノートに書き留め、覚えるようにしてい

ます。こうすると使えるvocabulary(語彙)やexpression(表現)がどんどん増えていき

ます。

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2014年9月22日 (月)

「マーキュリー通信」no.2487【ワンポイントアップの経営術-102「燃える集団を作る」 】

中小・ベンチャー企業の成長発展の原動力は、社長がいかに燃える集団を作れるかにか

かっています。

「本気ですればたいていのことはできる
本気ですれば何でもおもしろい
本気でしていると誰かが助けてくれる」

この詩はサトウハチローの有名な詩で、私の座右の銘です。

現在、画像鮮明化技術で大ブレイク中の㈱LinkProがまさにそのような状態です。

㈱LinkPro原口社長は、いずれ世界1の画像鮮明化と画像認識技術を完成させるのだとい

う強い思いで必死にがんばっています。
原口社長以下社員が死に物狂いでがんばっているから応援したくなります。

同社に出資したとき、自分の出資金が同社の力になれている喜びをハートで感じました


現在三井物産の同期の友人2名、一橋大学の友人、その他私の友人2名計5名が同社の顧問

として「金も出すが、口も出す」ということで毎月顧問会議をして、同社の経営に関わ

っています。
更に、メルマガ読者からも口コミも含め10数人の方からご協力を頂きましたことを感謝

申し上げます。

9月末が第2次縁故募集の締切となっていますので、もし㈱LinkProを応援したい方は私宛

ご連絡いただけますか。

同社の画像鮮明化技術を直接ご覧頂くことができます。

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2014年9月21日 (日)

「マーキュリー通信」no.2486【未来ビジョン・目指せ!新しい国づくり!-56「再び激動の時代がやってくる!?」】

明治維新以降の近現代史を俯瞰してみると、21世紀に日本が繁栄していくためのヒン

トが得られます。

徳川260年の太平の世は1853年の黒船の来航により大きく揺さぶられました。欧米の植民

地主義による侵略に脅威を感じた勝海舟、坂本龍馬等の行動が引き金となって明治維新

(1868年)となりました。

欧米の植民地主義による侵略から日本を守るために、欧米に追いつけ追い越せで必死に

国防と殖産興業を突き進めてきました。

しかし、白人優位主義を掲げる欧米に嫌われ、結局1941年に日米開戦が行われました。

明治維新から73年です。そして日本は4年間の戦争に負け、歴史上初めて外国人に侵略さ

れました。

戦後米国占領軍GHQの統治機関は6年程度でしたが、現在でもその影響が色濃く残ってい

ます。

プラス面は驚異的な経済発展です。これは国防を米国に頼り、経済一辺倒で邁進できた

おかげです。

マイナス面は国防と宗教をベースとする精神面の否定で、これが負の遺産として今でも

色濃く影を落としています。
今でも「自分は無神論」と平気で公衆の面前で言ってしまう人をよく見かけますが、外

国人がこれを聞いたら、その人は動物並みの精神性の持ち主と見なされ、信頼されなく

なります。

現在、中国の侵略行為が日常茶飯事的に発生しているのに、国を守るという国家の最重

要義務を忘れ、未だ集団的自衛権や憲法改正を反対する勢力が多数います。

そして、戦前の教育の全面否定により日本人の精神的荒廃は進み、いじめ、自殺、家庭

内暴力、離婚、堕胎、犯罪の増加、自己中心主義者の増加等米国のマイナス面が社会面

で大きな問題となっています。

太平洋戦争(正しくは大東亜戦争)を日米開戦と捉えるより、黄禍論を唱える欧米のア

ジア植民地主義に敗退したと捉えることもできます。

来年は戦後70年の節目の年ですが、明治維新後73年で日本が米国の侵略を受けたように

、戦後70数年で中国に侵略されるリスクが日増しに高まっています。

米国の国力の低下に伴い、アジアの軍事バランスは崩れつつあり、毎年軍事力を強化し

ている中国との軍事力が逆転します。

日本が中国に侵略された場合、言論の自由はなくなり、反対する勢力の大虐殺が始まり

ます。これまで中国がやってきたことがそのまま日本に適用されます。

そうならないためにはどうしたら良いでしょうか?

国防の強化、即ち自主防衛と集団的自衛権の確立、そして中国包囲網を敷くことです。

安部外交はそういう方向で進んで行っていますが、政権安定の現在更に粛々と進めてい

くことです。

中韓との外交復活を画策しようとしているようですが、これはポーズで良いと思います

。表面的には握手し、水面下で着々と国防強化をしていけば良いと思います。

もう1つ重要なことは、自虐史観の排除、その為に教育勅語を中心とする戦前教育の復

活です。現代の政治経済社会情勢に合わない部分は一部修正すれば良いのですが、大部

分はそのまま活用できます。

これを言うと直ぐに戦前の軍国主義復活と反論する人がいますが、教育勅語をよく読ん

でください。日本人の精神的荒廃から立ち直る為には教育改革が急務です。

この2つを改革すれば21世紀の日本は繁栄していく素地ができると確信しています。

◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆

先日、某マスコミで、日本会議を極右勢力と捉えていましたが、誤解も甚だしいです。

私も日本会議の会員として毎月月刊誌を読んでいますが、天皇を敬い、国防の重要性、

教育改革を訴えている本来の良き日本の復興を目指す憂国団体です。
正しい表現を使うなら真の保守団体といえます。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

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2014年9月20日 (土)

「マーキュリー通信」no.2485【ワンポイントアップの経営術-101「シナジー効果を発揮 する」】

シナジー効果は、大きく分けて個人、会社、そして取引先との3種類があります。

個人の能力、人脈は多岐に亘っています。
例えば、私の場合、メルマガを書くときなどもシナジー効果の結晶と言えます。
メルマガを書くとき、キーワードが浮かんできます。それからキーボードに指を置くと

、私の脳の中に無数の情報の小箱があり、そこからキーワードにあった情報を瞬時の内

に検索し、キーボードを通じ文字化していきます。
無数の情報の小箱の情報源は、公私に亘る活動、本、マスコミ等様々な情報がインプッ

トされ蓄積されていきます。

会社にも、様々な経営資源があります。最大の経営資源は従業員です。各従業員のばら

ばらの能力をシナジー効果を発揮しながら、最大の効果を発揮させるのが社長の仕事で

す。
能力の中には、やる気、意欲もあります。それを引き出して従業員の能力を最大限に引

き出すことも社長の仕事です。

取引先とのシナジー効果は、現在私の15社の経営コンサルタントを請け負っています

。個々の経営コンサルタント先のニーズを直接把握しています。それらのニーズから、

別の経営コンサルタント先につなぎマッチングさせるのも私の仕事です。マッチングの

前提には私との人間関係があるので、各コンサルティング先も安心できます。

マッチングの基本はお互いにWin-Winの関係になるかどうかです。

「シナジー効果」という切り口で会社経営を考えたとき、視点が変わり、新しいヒント

が得られたりします。

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2014年9月19日 (金)

「マーキュリー通信」no.2484【幸福になれない症候群-13「嫉妬は自分のあこがれの対 象」】

ワールドビジネスサテライトで人気の美人キャスター大江麻理子さん(35歳)の婚約発

表がありました。相手はマネックス証券松本社長(50歳)です。

当日のスポーツ紙を見ると、大江麻理子さんには資産100億円の大富豪の玉の輿に乗った嫉妬、松本社長には若い美人キャスター大江麻理子さんと結婚するやっかみが出ていました。

単純に2人の門出を祝福すれば良いのに、スポーツ紙の個人感情を入れた記事構成に疑問を抱きました。

嫉妬の対象は、自分にはできない人なのですが、裏返せば自分のあこがれの対象でもあ

ります。

今、大相撲の人気者遠藤が優勝すれば、マスコミの記事はお祝い一色でしょう。逆に相

撲界の中では、「なんで遠藤ばかりもてはやされるのか」と嫉妬が渦巻いていることで

しょう。

嫉妬をそのような目で見てみるとおもしろいです。

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「マーキュリー通信」no.2483【幸福になれない症候群-12「自分の影におびえる馬」】

ギリシャ時代に、自分の影におびえる馬がいました。影におびえて飛び跳ねると、その

影が激しく動きます。その動く影を見て、又おびえます。

そこで、馬を太陽の方向に向けたら、影が見えなくなりました。その結果、馬がおびえ

ることがなくなりました。

私も子供の頃、親戚の家の和室に入ったとき、暗がりの中で人影を感じたので、泥棒と

思いびっくりして親戚のおばさんに知らせました。

おばさんが入ってきて灯りをつけると、そこには鏡台がありました。私は暗がりで私の

影を見て、びっくりしたわけです。

そんな子供の頃のことを今でも覚えています。

人は過去の恐怖体験を残像として持っており、それがいつまでも消えないことがありま

す。丁度自分の影におびえる馬のように。

しかし、ものの見方を変えると、その恐怖体験がたいしたことでなくなることもありま

す。
昔の恐怖体験が消えない人は、一度この消し込み作業をすると、恐怖体験が消え、その

恐怖に怯えている自分がおかしく思えてきます。

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2014年9月18日 (木)

「マーキュリー通信」no.2482【人生100年時代をぴんぴんころりで楽しく生きる法-56「 席を譲られる回数で老化度が測れる?」】

本日電車の中で若い女性に席を譲られました。
生まれて初めてのことなので、席を譲られた感謝の気持ちより、「自分もそんな年寄り に見られているのか」という気恥ずかしさの方が先立ちました。
人は外見でその人の年齢を判断します。従って、席を譲られる回数が頻繁になればなる ほど歳をとっているとみられているわけです。 逆に言うなら、そうならないように普段日頃から心身共に鍛えておくことの必要性を感 じました。

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2014年9月16日 (火)

「マーキュリー通信」no.2481【ワンポイントアップの人間力-56「功徳を積んで幸福に なりたいと思う」】

人が幸福と感じるのは、何かを手に入れたとき、達成したとき、そして人から与えられ

たモノや愛情等です。

しかし、だんだん歳をとるにつれ、世の中の為、人の為に何か役に立ちたい、その為に

自分の時間とお金を使うことで幸福を感じるようになって来ます。

自分自身の貸借対照表を作ってみると、若い頃は圧倒的に人から受けた愛情、恩の方が

大きいです。

それに気づいたとき、今度は自分が恩返しの人生を送るようになってきます。報恩の人

生を送っていると、幸福感を感じるようになり、それだけで心が穏やかとなってきます

それが功徳を積んだことになり、1年前2年前の自分と比べると、人間力がアップしてい

ることに気づきます。

お釈迦様の10大弟子の1人に全盲のアヌルッダがいました。アヌルッダの衣はぼろぼ

ろだったので、弟子の誰かにほころびを頼みました。すると誰かが繕ってくれました。

それがお釈迦様だったのです。

アヌルッダが恐縮していると、お釈迦様は、「自分もまだまだこうやって功徳を積みた

いんだよ」と応えられたそうです。

お釈迦様ですら修行を積んでいるのですから、我々凡人などなおさら功徳を積む必要が

ありますね。

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2014年9月15日 (月)

「マーキュリー通信」no.2480【Bob Sugayaのワンポイントアップの英語術-43「英会話 には楽しみも入れる」】

英会話を始める目的は人によって異なります。自分が英会話を話せる時をイメージする

ことは重要ですが、普段から英語を楽しむシーンも入れることが英会話学習を長続きさ

せるコツです。

私は月1回カラオケでビートルズを中心に英語の歌を一人で2時間歌いまくります。

日常で英会話をすることがないので、英語の歌を歌うことは格好の発音トレーニングに

なります。
歌を歌うときには、歌詞を理解しながら歌うようにしています。ビートルズの初期の頃

の歌詞はとても恋愛を中心に他愛ない内容が大半です。

当時のビートルズの年齢は、現在の私の子供の世代の年齢です。子供がやんちゃに歌っ

ていて、若者のつっぱり感がでていたりしてほほえましい感じがします(^ω^)

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2014年9月14日 (日)

「マーキュリー通信」no.2479【奇人変人の異見-230「少子化対策で抜け落ちている重要 な視点」】

安倍内閣で女性の社会進出を促す各種政策を推進中です。

しかし、一番大事な視点が抜け落ちており、数字ばかり追いかけているような感じがし

ます。

人間は、結婚、出産という過程を通じ成長していきます。

結婚することで自分とは異なった性格の相手を知り、相手を理解することで自分の人間

的成長につながります。

更には、出産を通じ、出産の喜びと同時に子供の成長に従い喜びと子育ての大変さを経

験します。子育ての過程を通じ、親としても成長していきます。よく「親になって初め

て知る親のありがたみ」と言いますが、親になり自らも親として成長していきます。

これが企業においては、管理職としても部下を理解し、管理能力もついてきます。

もし、誰も結婚しなくなったら国は滅びるし、極めて自己中心の人間ばかりの世界にな

ってしまいます。

従って、最重要政策は結婚、出産、子育ての重要性を政府はアピールし、少子化対策の

ためのあらゆる手段を講じていくことです。

その上で、女性の社会進出の為のハードルを取り除いていくことです。その結果、女性

の管理職の比率を増えていくことには異存ありません。

責任の重い管理職の仕事を敬遠する女性も数多くいることを認識すべきです。従って、

いたずらに女性管理職の比率を上げることに躍起になることは本末転倒です。

女性の能力、性格を考慮し、その上で管理職が適正なら昇進させるべきと考えます。数

字のみ追いかけることは、迷惑と感じる女性も多いことを知るべきです。

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2014年9月13日 (土)

「マーキュリー通信」no.2478【経験から学ぶマンション管理の重要性-34「長期修繕積 立金不足Ⅰ億5千万円が解消しました!」】

一昨年管理会社から提出されたライオンズシティ池袋の長期修繕積立金計画を見ると、

2032年には最大で1億5千万円の資金不足が見込まれることになっています。

一昨年9月に理事長に就任した私の最大のミッションは、この長期修繕積立金不足解消

でした。

当マンションでも高齢化が進み、年金暮らしの世帯も増えてきました。消費贈税、原発

停止による電力料金の高騰、デフレ時代の終焉等、長期修繕積立金の安易な値上げは組

合員の生活を圧迫するので、できるだけ値上げを避ける方向で検討してきました。

理事長の私の力だけでは解決できる問題ではありません。組合員に危機意識を訴え、長

期修繕積立金不足解消の重要性を各種アンケートや毎月の理事会議事録等で訴えてきま

した。

その中で、組合員の中から長期修繕積立金不足対策委員会を立ち上げる提案が出てきま

した。そこで、理事会とは別途長期修繕積立金不足を検討する専門委員会を立ち上げま

した。提案者には代表になっていただき、理事の中から希望者には兼任をしていただき

、毎月検討会を開いてきました。

その結果、何と1億5千万円の積立金不足解消のめどが立ちました。

1点目は、機械式駐車場取り替え費用、修繕費用の大幅削減です。ライオンズシティ池

袋の機械式駐車場は、屋内方式なので、それほど屋外式と比べ、劣化の進行が緩慢です

。別途業者から見積をとったところ、当初予算53百万円が8百万円に、何と45百万

円も削減できました。
管理会社に聞くと、機械式駐車場のメンテ費用は、国交省の基準に基づき作成したそう

です。

2点目は、携帯基地局の設置です。これで年間収入が毎年100万円期待できます。10年間

で1000万円、20年間で2000万円となり、ライオンズシティ池袋の長期修繕積立金の財政

不足に大きな貢献となりました。

その他、直結給水導入、LEDへの切り替え等の見直しも貢献していますが、この2つの点

で財政不足に大きく貢献しています。

今回、長期修繕積立金不足に関しては、管理会社任せにせず、組合員に長期修繕積立金

不足の重要性を認識してもらい、組合員全員が一緒になって考える仕組みを作ったこと

が大きな要因となっています。

この2年間毎月の理事会の仕事に毎月10~20時間2年間で合計400~500時間を費やしてき

ました。

9月28日は通常総会。そこで私は理事長の責任から解放されることになります。今は、重

責を全うできた喜びと充足感を感じています。

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2014年9月11日 (木)

「マーキュリー通信」no.2477【人生100年時代をぴんぴんころりで楽しく生きる法-55「 シニアの経験を若い世代の力となることが元気の秘訣」】

我々団塊の世代を見ると世の中の第一線で活躍する時期は過ぎたことを実感します。そ

して、リタイアして社会の一線から遠ざかる同世代の仲間も多数います。

一方で、これまでの経験、知識、知恵を活かし世の中のお役に立とうする仲間も多数い

ます。

現在、私が一番力を入れて応援しているベンチャー企業に㈱LinkProがあります。画像鮮

明化技術で大ブレイク中です。

そこで、三井物産の同期M君、A君、そして一橋大学の先輩S氏に出資してもらい、同時に

顧問として同社を支援してもらっています。

M君はIT業界の重鎮、A君は三井物産では元常務、そしてS氏は金融機関のプロです。月1

回顧問会議を開き、同社の現状把握と課題解決に対するアドバイスを、多角度からチェ

ックしてもらっています。

㈱LinkProの現時点で最大の課題は、立ち上げ時の運転資金、その為に縁故募集していま

す。それぞれが友人知人を通じ、同志を募っています。

私も含め4人ともそれが自分たち団塊の世代の使命と認識しています。それが自分たち

の元気の素にもなっています。

㈱LinkProは4年後に上場を計画していますが、それは楽しみにとっておいて、まずは立

ち上げ時の同社の支援することに喜びを感じています。

9月19日(金)13時半から第2次縁故募集のプレゼンが同社で行います。関心のある方は私

までメールをいただけますか。

◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆

先日、メルマガで同社のことを取り扱ったら約10名の読者が友人知人を連れて同社に出

資していただきました。皆様には心より感謝申し上げます。
同社では今月末まで第2次縁故募集中です。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

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2014年9月 9日 (火)

「マーキュリー通信」no.2476【ドラッカーが期待する21世紀型の新しい人材とは?】

名著「ドラッカー365の金言」9月9日付けでは、「かつての会社人間に代わるのはど

のような人たちなか。それは組織に依存せず、自己責任の下に生きる人たちである。
自らのキャリアを自ら決める人たちである。
これからは明日自分が何をしているか想像できない時代になる。自らを知ることに責任

を持たなければならない。自らの進歩に応じ、的確な仕事を見つけることができる。
自らの強み、弱みは何かを徹底的に知ることが重要だ。
キャリアの考え方を変えよ!履歴書に頼るな。
新しい仕事が次から次へとまいこみ、それを引き受けることができるような人材となれ

!」
以上は、本日の「ドラッカー365の金言」のエッセンスです。

17年半前、48歳の時に三井物産㈱を早期退職しました。
三井物産は今でも大好きですし、三井物産で25年間仕事ができたことに誇りを持ち、感

謝しています。

しかし、組織に縛られず、自由にできる道を選んで本当に良かったと思います。

自分の強みと弱みを認識し、強みを強化していくことで、社会に有用な人間となってい

きます。すると仕事はどんどん入ってくるようになります。

現在私が思っていることは、これまでの経験、知識を社会のお役に立てるよう自分の時

間と稼いだお金を還元していくことです。

その1つにベンチャー企業の支援があります。ベンチャー企業が成功すると日本を元気

にしていきます。

アベノミクスで、日本を元気にしようと言っていますがかけ声だけで、末端のベンチャ

ー企業まで下りてきません。

ベンチャー企業が最も必要としているのは創業時の資金です。銀行は依然担保主義で、

創業ベンチャー企業を支援する体制にありません。

私が今顧問として最も支援しているITベンチャー企業に㈱LinkProがあります。画像鮮明

化技術で大ブレイク中です。この大ブレイクに対応するために増員しましたが、運転資

金が不足しています。

その為、先日のメルマガで㈱LinkProをご紹介したら、メルマガ読者から口コミを通じ約

10名の方から資金面での支援をしていただけることになりました。

㈱LinkProは4年後の株式上場を目指し、全力投球中です。同社は9月末までを第2次縁故

募集として、草の根ファンドを求めています。

同社の画像鮮明化技術に関心のある方は9月19日(金)13時半から神田の事務所で説明会を

行うことになりました。
ご希望の方は私宛メールをいただければ幸いです。友人知人と一緒のご参加も歓迎です

。私も参加します。

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2014年9月 8日 (月)

「マーキュリー通信」no.2475【Bob Sugayaのワンポイントアップの英語術-42「イメージを使えば英会話は怖くない」】

人間は会話の中でイメージを膨らませながら会話をします。本日は秋らしい涼しい陽気ですが、頭の中では、気候に関するイメージを自然に描きながら話しています。

英会話も同様です。本日の陽気をテーマに英会話をすれば相手のnative speakerもそれをイメージしながら会話のやりとりをします。

従って、あなたの英会話がたとえブロークンでもnative speakerはイメージを膨らませながら理解しようとします。

大事なことは完璧な英語を話すことではなく、native speakerとコミュニケーションすることです。

この基本を理解するとnative speakerと英会話することが気楽になります。

もし、native speakerがたどたどしい日本語で陽気の話をしてきたら、きっとあなたは理解しようとしますよね。

◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆

私の顧問先が女性専用の英会話のホームページY.E.S!!(English Community Salon)を立ち上げました。女性専用のホームページですが、男性も入室できますのでご覧になってくださいv(^^)v
http://yes-english-yth.com/

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

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2014年9月 5日 (金)

「マーキュリー通信」no.2474【経験から学ぶマンション管理の重要性-33「携帯電話の 基地局使用料が思わぬ収入源」】

私の住むライオンズシティ池袋は、築20年目となり、修繕関係の費用が今後かさんでく

ることが予想され、昨年管理会社(大京アステージ)から提出された長期修繕計画では

、2032年に最大1億5千万円の資金不足となる事が予測されています。

私は一昨年9月から理事長を務め、この資金不足解消に全力投球してきました。

そのような中で、K社から携帯基地局設置の要請が管理会社経由ありました。これが棚か

らぼた餅で、管理組合収入に大きなインパクトを与えます。

しかし、電磁波の影響を恐れる反対派住民がいるため、K社に電磁波測定を要請しました

。測定箇所は、一番電磁波が強いと思われる屋上と、希望する居住者の部屋としました

測定の結果、実際の測定値に基地局を設置した際の理論的測定値は、国交省が定める基

準の100分の1程度に収まることが判明しました。
更には、設置後の実測値も測定することで、臨時総会にかけ、可決されました。

基地局導入の際には、反対派住民の気持ちを重視したことです。

ビジネスライクに理論的に押し切ってしまうと、後でしこりが残ることになります。

これが功を奏して、臨時総会では満場で可決されました。

基地局設置により、ライオンズシティ池袋管理組合の長期修繕積立金不足はかなり解消

されることになりました。

更には、D社からも基地局設置の打診があったので、K社の基地局設置後、電磁波測定後

、問題がなければプラスで導入する計画です。

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2014年9月 2日 (火)

「マーキュリー通信」no.2473【ワンポイントアップの仕事力-115「判断力、決断力の スピードアップにより仕事力はアップしていきます」 】

人は生きていく上で、日々様々な判断を必要とします。

判断力の基準はその判断により自分の仕事への影響と周りの人の仕事への影響を考えま

す。

この判断ができないで先送りする人をよく見かけます。しかし、完璧な判断をできる人

は余りいません。

判断を先送りするデメリットは、時間の経過と共に判断する材料に対する知識、記憶が

低下していくことです。

又、環境も変化していきます。たまに判断を待った方がベターのこともありますが、概

ね判断の先送りによるデメリットの方が大きくなっていきます。
従って、判断は即断即決する習慣をつけた方が良いと言えます。

もし、その判断が間違っていたなら、修正すれば良いわけです。もし、判断ミスにより

周りの人に迷惑をかけたなら、直ぐに謝ります。

こうすることで判断力が磨かれていきます。そして、多くの判断は習慣化されていきま

す。これが判断力アップのコツと言えます。

例えば、食後に歯を磨くということも判断ですが、判断する時間は瞬時です。これは習

慣化されているからです。

一方、決断の方は、判断より重くなります。その決断によるリスクが大きければ大きい

ほど慎重に考えた方がベターです。

但し、判断の場合と同様、それほどリスクが大きくない場合、早めの決断の方が却って

好結果を生みます。

決断力をつけるコツは、どんなに大きなリスクを伴う場合でも、まずやるかやらないか

の決断を下すします。

その上で、リスクの大きさにより、様々なリスク要因をチェックしていきます。その検

証作業を通じ、リスクの大きさをチェックし、自分のリスクの範囲内で対処できると判

断したら、決断します。もし、リスクの範囲内で対処できない場合には、止めます。

私の場合で、最初の瞬時の決断で良かったケースが9割以上を占めます。判断力、決断

力を磨いていく課程で、磨かれていきます。

又、その時の決断の成否が時間の経過を経て分かることもあります。

17年前、三井物産㈱を早期退職したことは私にとって大きな人生の決断でしたが、1

7年の歳月を経て、今この決断は正しかったと評価しています。

一方、一橋大学の剣道部を途中で辞めたとき、決断の理由が悪かったので後悔していま

す。体の小さかった私は、剣道部の練習の厳しさについていけませんでした。

こういう理由の辞め方は、後々の人生に尾を引くもので、決断の際、その理由を問うと

きの判断基準にしています。

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