「マーキュリー通信」no.2474【経験から学ぶマンション管理の重要性-33「携帯電話の 基地局使用料が思わぬ収入源」】
私の住むライオンズシティ池袋は、築20年目となり、修繕関係の費用が今後かさんでく
ることが予想され、昨年管理会社(大京アステージ)から提出された長期修繕計画では
、2032年に最大1億5千万円の資金不足となる事が予測されています。
私は一昨年9月から理事長を務め、この資金不足解消に全力投球してきました。
そのような中で、K社から携帯基地局設置の要請が管理会社経由ありました。これが棚か
らぼた餅で、管理組合収入に大きなインパクトを与えます。
しかし、電磁波の影響を恐れる反対派住民がいるため、K社に電磁波測定を要請しました
。測定箇所は、一番電磁波が強いと思われる屋上と、希望する居住者の部屋としました
。
測定の結果、実際の測定値に基地局を設置した際の理論的測定値は、国交省が定める基
準の100分の1程度に収まることが判明しました。
更には、設置後の実測値も測定することで、臨時総会にかけ、可決されました。
基地局導入の際には、反対派住民の気持ちを重視したことです。
ビジネスライクに理論的に押し切ってしまうと、後でしこりが残ることになります。
これが功を奏して、臨時総会では満場で可決されました。
基地局設置により、ライオンズシティ池袋管理組合の長期修繕積立金不足はかなり解消
されることになりました。
更には、D社からも基地局設置の打診があったので、K社の基地局設置後、電磁波測定後
、問題がなければプラスで導入する計画です。
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