「マーキュリー通信」no.2479【奇人変人の異見-230「少子化対策で抜け落ちている重要 な視点」】
安倍内閣で女性の社会進出を促す各種政策を推進中です。
しかし、一番大事な視点が抜け落ちており、数字ばかり追いかけているような感じがし
ます。
人間は、結婚、出産という過程を通じ成長していきます。
結婚することで自分とは異なった性格の相手を知り、相手を理解することで自分の人間
的成長につながります。
更には、出産を通じ、出産の喜びと同時に子供の成長に従い喜びと子育ての大変さを経
験します。子育ての過程を通じ、親としても成長していきます。よく「親になって初め
て知る親のありがたみ」と言いますが、親になり自らも親として成長していきます。
これが企業においては、管理職としても部下を理解し、管理能力もついてきます。
もし、誰も結婚しなくなったら国は滅びるし、極めて自己中心の人間ばかりの世界にな
ってしまいます。
従って、最重要政策は結婚、出産、子育ての重要性を政府はアピールし、少子化対策の
ためのあらゆる手段を講じていくことです。
その上で、女性の社会進出の為のハードルを取り除いていくことです。その結果、女性
の管理職の比率を増えていくことには異存ありません。
責任の重い管理職の仕事を敬遠する女性も数多くいることを認識すべきです。従って、
いたずらに女性管理職の比率を上げることに躍起になることは本末転倒です。
女性の能力、性格を考慮し、その上で管理職が適正なら昇進させるべきと考えます。数
字のみ追いかけることは、迷惑と感じる女性も多いことを知るべきです。
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