「マーキュリー通信」no.2495【「誰でもできる超簡単健康法」-128「貯金」は使えば 減る、しかし、「貯筋」は使えば増える!】
貯筋運動プロジェクトは、福永哲夫氏(鹿屋体育大学学長)が提唱する、毎日行いなが
ら貯筋していく道具のいらない筋力トレーニングです。
人の身体は年とともに変化していきます。筋肉や神経、骨、血管などあらゆる組織の諸
機能は加齢とともに低下する傾向にあります。
しかし、老化に運動不足が加わることで、これらの機能低下がさらに加速していきます
。
貯筋の中で特に重要な要素は「脚筋力」です。脚筋力が低下すると階段を昇るのが辛く
になってきます。
また、歩行時に脚が高く上がらず少しの段差につまずいてしまいます。又、バランスを
崩したときに身体を立て直したり踏ん張ったりする筋力が低下するため、転倒の原因と
なっています。その結果、転倒により骨折し、寝たきり生活を余儀なくされます。
これからの超高齢社会において、貯筋することが寝たきりにならない為に重要といえま
す。
私は毎朝ブルワーカーという器具を使って、筋トレをしています。7秒間の静止運動によ
り筋力アップしています。15種類の筋トレにより、全身の筋トレを実施します。わずか5
分程度で終わります。
ブルワーカーは、大学1年生(1968年)の時に、9800円で購入しました。場所もとらず、
手軽にできるので今でも続いています。50年近くも壊れずに今でも役に立っているので
、とっくに元は取れています。
ブルワーカーの筋トレの後は、階段を利用した「脚筋力」のトレーニングです。私の住
むマンションは9階建てです。3階の我が家から1階まで下りていき、そこから階段を一
段おきに9階まで一気に駆け上がっていきます。その後は、9階から3階まで下りてい
きます。
毎朝トレーニングにしているので、9階まで上ったとき、多少呼吸が乱れる程度です。
現在、65歳の私ですが、体は筋肉体質の均整の取れた体型となっています。
毎週タニタの体重計で筋肉量も測定していますが、現在49です。私の年齢では30以上が
必要ですが、49の筋肉量は40歳の中間値です。事実、私の体内年齢は、基礎代謝、骨量
も勘案し、40歳となっています。
2年前の雨の日、地下鉄の階段を下りるとき、誤って滑って転倒しました。足をくじい
たので、整骨院に行きました。整骨院の先生は、普通なら骨折しているはずとびっくり
していました。
これも普段日頃「脚筋力」をつけている賜と思っています。
「貯筋」に関し、詳しいことを知りたい方は、福永哲夫著「貯筋通帳」(ワニマガジン
社 950円)がお薦めです。
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