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2014年10月26日 (日)

「マーキュリー通信」no.2515【ワンポイントアップの人間力-60「金魚から無念無想の 極意を学ぶ」】

私は金魚をペットとして長年飼っています。食卓の隣に水槽を置いて楽しんでいます。

前回購入した金魚は既に5年以上が経ち、金魚の寿命が来て、3匹いた金魚が次々と死に

、とうとうオレンジ色のリュウキン1匹となりました。

他の金魚が死んで一匹となったときは少し寂しそうなそぶりをしていました。しかし、

直に慣れたようで、ひとりで悠々自適に水槽の中を泳いでいました。

昨日新しく2匹買い足しました。ついでに緋ドジョウ2匹も入れました。その時、よそ者

の進入にちょっと違和感を持ったようです。

しかし、今朝水槽を覗いてみると、3匹の金魚と、緋ドジョウはお互いに調和しながら水

槽の中を泳いでいます。

金魚の様子を見ながら人間に思いをはせてみました。

人間なら長年連れ添った家族が死んでひとりぽっちになったら、悲しみが消えるまでに

は相当時間がかかると思います。たまには写真を見て故人を偲ぶこととでしょう。

又、新たに同居した人とは、年齢も人種も違えば慣れるまでに相当時間がかかると思い

ます。

金魚の場合、難しいことを考えないのでしょう。

「無念無想」という教えが仏教にあります。

日頃の雑念を捨て、ただひたすら思うなということです。しかし、人間は何も思うなと

いっても様々な思いが去来してきます。

もし、終日「無念無想」の境地に達したときに、心はさっぱりとしてきます。そして、

涅槃寂静の世界へと入っていくことができます。

私も以前「無念無想」禅をして、涅槃寂静の境地になったことがあります。その時は、

心がきれいさっぱりし、すがすがしい境地となりました。

金魚の動きを見ているとそのような「無念無想」の世界へと誘われていきます。

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