「マーキュリー通信」no.2546【奇人変人の異見-241「健全な格差社会と不健全な平等社 会」】
現在は総選挙期間中ですが、民主党の左派を始め左翼系の候補者が格差社会解消を訴え
ています。
私は現在の日本は世界で最も格差が少ない健全な格差社会の国と思っています。
健全な格差社会とは、チャンスの平等が保証されている社会です。その意味で日本は健
全に近い格差社会と思います。
但し、官僚の必要以上の規制で新規参入が困難な業種業界もあります。農業などその典
型例です。
日本には様々な規制と既得権益、利権構造ができあがっており、その意味では健全な格
差社会の障害となっています。
一方、結果の平等を求める格差のない社会は不健全な社会といえます。これはマルクス
が掲げた共産主義社会です。そのような社会では、人々のやる気が失われ、国家にぶら
下がる人間が多数増え、国家財政を破綻へと導いていきます。
今の日本は、生活保護受給者の収入が年金生活者より多くなっている逆転現象も発生し
ています。働かなくても暮らせるなら、そちらを選択する人も確実に増えています。
格差社会是正を訴え、きれい事を言う候補者は、政府の借金が既に1100兆円にも上って
いる事実を知って欲しいと思います。そういう美辞麗句を言って、選挙民の歓心を買お
うとしている候補者には投票しません。
今回の選挙の中で、唯一安心して投票できる政党が幸福実現党と思っています。幸福実
現党は、どうしたら1100兆円の借金を解消できるかを真剣に考え、次世代につけを残さ
ない政策を掲げています。http://hr-party.jp/
| 固定リンク | 0
« 「マーキュリー通信」no.2545【人生100年時代をぴんぴんころりで楽しく生きる法-61「 大相撲最高齢40歳旭天鵬の大活躍に学ぶ】 | トップページ | 「マーキュリー通信」no.2547【人生に勝利する方程式-113「失敗の中から成功の種子を 見つける」】 »
コメント