「マーキュリー通信」no.2559【除夜の鐘の数は108です。 100円に消費税を足すと108円となります。今年の煩悩を作ったお騒がせな人たちは?】
今年もあっという間に過ぎ去っていった1年で、本日大晦日を迎えました。
大晦日には除夜の鐘が鳴ります。除夜の鐘は108つ鳴ります。108の煩悩を消すこ
とになっています。今年も世相を観ると、たくさんの煩悩が浮かんできます。
第1の煩悩は、消費増税です。
せっかくアベノミクスで上昇傾向となった景気に水を掛けてしまいました。私が、メル
マガで何度も何度も消費増税は景気の足を引っ張ると主張してきました。
消費増税は、1年半延期となり17年4月になりましたが、消費増税はいつ実施しても
景気の足を引っ張ります。
有識者がいくら詭弁を弄しても、消費増税分、庶民の懐は引き締まることを為政者はし
っかりと肝に命じて欲しいと思います。
因みに、100円の商品に消費税を加えると108円となります。108の煩悩となって還
ってきますよ。
第2の煩悩は、朝日新聞の従軍慰安婦捏造問題です。
吉田清治 (文筆家)の虚構を裏付け取材もせず、そのまま報道してしまったこと。それを
30年間謝罪もせず放置してきたこと。今回、この部分だけを謝罪したけれど、従軍慰
安婦問題全般の虚偽報道に対する謝罪は未だにせず、強弁としかいいような言い訳を続
けています。朝日新聞の罪は、国家反逆罪に当たるのに、その罪意識のかけらが見えま
せん。
尚、朝日新聞は、南京大虐殺30万人説の虚偽報道もしていますが、こちらの謝罪もあり
ません。
第3の煩悩は、小保方晴子さんのSTAP細胞報道を巡るいつもながらのマスコミのマッチポ
ンプ式過熱報道ぶりです。
小保方晴子さんを、科学界のヒロインと持ち上げて、その後、STAP細胞論文の一部に
copy & pasteがあると分かるや、今度は堕天使扱いです。
STAP細胞は存在しないとの結論で締めくくりましたが、ノーベル賞モノのすごい研究内
容なのだから、もっとじっくりと温かく見守る必要があると思います。
このままだと優秀な頭脳が海外流出し、LEDの中村博士同様、海外でSTAP細胞発見という
快挙が将来発表されるかも知れません。
尚、日本で最初のノーベル賞受賞者湯川秀樹博士も、最初はイワンの馬鹿と無能呼ばわ
りされたそうです。
第4の煩悩は、12月の総選挙で惨敗した民主党のていたらくです。
天下を失ってから2年も経つのに、その間何をやってきたのでしょうか。
国民の信頼回復には、アベノミクスの悪口を言うのではなく、解党して、健全な保守勢
力を再結集することです。そうしていたら、今回の総選挙では、100議席以上はとれてい
たことでしょう。
民主党の政権時代、国民には公約を表明していない悪法3法(永住外国人の地方参政権
、夫婦別姓、人権保護法案)を通そうとしました。この法案がもし国会で可決されてい
たら、ぞっとする思いでした。
私の脳裏からはそのトラウマの恐怖がぬぐえていません。
第5の煩悩は今年の巨人軍です。
ペナントレースで優勝しましたが、クライマックスシリーズで阪神にまさかの4連敗を喫
し、日本シリーズ進出を逃しました。
しかし、それよりは試合内容が興ざめです。
巨人ファンとしては、2塁に藤村、脇谷、寺内、中井という有望な中堅若手がいるのだか
ら、他球団から片岡、井端など持ってくる必要ありません。
それから今の巨人軍には外国人選手は不要です。長野、太田、松本、亀井、矢野、鈴木
他中堅若手の有望選手がたくさんいます。
優勝も大事だけれど、ファンは巨人生え抜きの選手が活躍する姿が見たいのです。巨人
軍首脳は、ファンの気持ちをしっかりつかまないと、ファンはどんどん離れていってし
まいますよ。
以上、極めて我田引水的な5つの煩悩を書きましたが、さてあなたが感じた今年の世相
煩悩は何ですか。
それでは良い年をお迎えください。
◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
今年1年もメルマガのご愛読に感謝申し上げます。
皆様のご支援の下、今年はメルマガ発信10年連続200号以上達成、通算2500号
以上の発信を続けることができました。
来年もよろしくお願い申し上げます。
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