「マーキュリー通信」no.2562【NHKの新大河ドラマ「花燃ゆ」に学ぶ】
今年の大河ドラマは、吉田虎之助(後の松陰)の妹、杉文(すぎ・ふみ)を主人公にド
ラマを展開していきます。
無名の人間を主役に採り上げるのは演出家としてさぞかし大変と思い、第1話はどのよ
うなストーリー展開になるのか興味津々でした。
第1話では、幕府が禁書に指定した「海防関係の本」を文は原っぱで拾う。それは儒学
者小田村伊之助が落としたものだった。
同書をきっかけに、吉田松陰と小田村伊之助は同じ考え方の持ち主であることが分かり
、直ぐに意気投合し、親友となる。
吉田松陰も小田村伊之助も、「学問は己のすべきことを学ぶ」ものであり、「学問を通
じ、日本国のために役立つこと」と考えていた。
第1回目は、この部分が一番頭に残りました。
私も経営コンサルタントとして、経営関係の書籍をもっともっと掘り下げて熟読し、仕
事に役立てるようにしたいと思っています。
現在の日本は幕末の頃とかなり似ています。当時欧米は、キリスト教を隠れ蓑にして、
アジア、オセアニア、アフリカ、南米の植民地化を進めていた頃です。吉田松陰は、そ
のことをいち早く察知していました。
その為に、吉田松陰は、敵を知り、己を知ることの重要性を認識しており、その為の学
問でした。吉田松陰の思想を受け継いだのが、勝海舟であり、坂本龍馬でした。即ち海
軍の創設が急務であることを認識していました。
一方、現在は中国が日中友好という大義名分の下に過去40年以上に亘り経済発展して
きました。
しかし、中国が経済力と軍事力が日本を超した時点から、尖閣諸島を始めとする日本侵
略を露骨に開始しました。これほど露骨に侵略が行われているのに、まだ中国の国家戦
略である新植民地主義を理解していない人が多いのに驚きます。
中国の国家戦略は、2050年にはハワイ諸島以西を中国管理下に置き、日本を植民地にす
ることです。その国家戦略の下、着々と手を打ってきています。
今、日本が早急にやらなければならないことは国防の強化です。集団的自衛権の確立は
その1つとして重要です。
又、世界一侵略を受けやすい憲法を改正することも喫緊の課題です。その意味で、安倍
首相には、是非とも安倍政権の時に実行してほしいものです。
憲法改正論議は、国民のコンセンサスを得てからという流ちょうなことを言っている時
代はとうに過ぎました。1国の総理として、「日本国のために役立つこと」を是非とも
やり遂げて欲しいと思います。
◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
又、新しい年がやってきました。年が明けると、気持ちまで一新されます。
1日は24時間(自転)、1年は365日(公転)は地球だけのものです。
地球人は、皆このリズムで生きています。
この自転、公転は神の発明の1つです。それだけでも神に感謝する次第です。
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