「マーキュリー通信」no.2574【奇人変人の異見-244「民主党、新代表に岡田克也氏選出 で第2の社会党の道へ」】
民主党新代表に岡田克也氏が選ばれました。
私の周りの何人かに聞いて見ましたが、皆異口同音に「最悪の選択」だと言っていました。
民主党がいかに国民の気持ちを理解していないかがよく分かります。国民には悪夢の民主党政権の3年間がまだまだトラウマとして残っています。
現在の主要争点である集団的自衛権、憲法改正、原発に反対なら、昔の社会党と何ら変
わりありません。
集団的自衛権、憲法改正、原発のような国防や国家の重要なエネルギー戦略等国家の最重要事項は、国民に決して迎合するものではありません。
私は70年安保の時に大学生でしたが、当時の若者は社会党、共産党を支持ししていま
した。もし、自民党支持を言おうものなら「国賊」扱いされる時代でした。
しかし、社会人となり、社会党の非武装中立政策は非現実的なものとすぐに分かり、そ
の後もただ反対するだけの万年野党の政党でした。
そして、国民のニーズに応えられないまま、事実上消滅してしまいました。
国民が期待する民主党は、まずは解党して、自民党に対抗できる現実的な保守勢力の結
集が急務です。
日本の最大の政党は、無党派という政党であることを認識すべきです。従って、現実的な政策を掲げる勢力が結集すれば、無党派層の支持が一気に進み、自民党に対抗できる勢力となります。
岡田克也氏は民主党政権時代、核兵器の保有の有無を調べたところ、日本は非核三原則
に基づき、保有していないことを発表してしまいました。
海外、特に中国では、非核三原則に基づき核兵器を保有していないことは当然建前論と
思っていました。
中国はこの事実を知り、小躍りしました。これで中国の日本に対する核兵器攻撃は容易となりました。
この一例を持っても、岡田克也新代表は、いかに国防音痴であることが分かります。
鳩山元首相が、沖縄の軍事的重要性が首相になって初めて理解したと発言しましたが、
このような国防音痴の政治家がトップになってはいけません。
こういう国防音痴の人がトップに立つことは日本の国益をいかに損ねるかを、我々は肝
に命じる必要があります。
いずれにせよ、民主党の没落は今後も止まらないと思います。
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