« 「マーキュリー通信」no.2599【「中小企業M&A成功のノウハウ」セミナーに参加して 】 | トップページ | 「マーキュリー通信」no.2571【岐阜プラスチック工業の夢の商材「高強度、超軽量、省 資源」を実現するTeccell(テクセル)】 »

2015年3月 5日 (木)

「マーキュリー通信」no.2600【(財)高齢者住宅財団主催「低所得の高齢者等への住まい・生活支援を行う事業の全国展開に関する調査研究事業」全国大会に参加して】

日本の社会保障費支出は欧州各国と同レベルですが、高齢者の貧困率は約2割にも及んでいます。
同程度の社会保障費支出のオランダの高齢者の貧困率は1.4%と比べ、貧困率は14倍にもなっています。

その理由は、年金だけでは暮らしていけず、これが大きな社会問題となっています。又、一人暮らしの高齢者が増加し、高齢者の孤独死も大きな社会問題となっています。

一方で、空き家の増加も大きな社会問題となっています。全国で820万戸が空き家となっています。

低所得の高齢者対策として、国や自治体が動き始めています。

そのコンセプトは、地域善隣です。

これまでは支えられる側と支える側とに分けて考えていました。

しかし、この仕組みでは、既にパンク状態の社会保障費で賄うことが益々困難となっています。

そこで高齢者の自立を促す仕組みを作り始めています。

その1つに空き家となっているアパートや一戸建てをリフォームし、共同で住むことにします。そこに共同で生活するコミュニティルームを作ります。これをコモンハウスと呼んでいます。

現在の老人ホームの入居者は、施設内と外で断絶されています。

コモンハウスでは、自分たちでできる食事作り、管理等は自分たちでやります。又、仕事ができる人は、別途収入の道も開きます。

国や自治体のこのような動きは、私がこれまで提唱してきた元気な高齢者向けのシェアハウス「ユートピア館」と同じコンセプトです。

私の場合は、最初から低所得の高齢者をターゲットにすると事業として成り立たないので、中所得以上の高齢者をターゲットとし、事業が軌道に乗り出したら低所得の高齢者にも裾野を広げていく計画です。

社会保障費支出を抑えるために、私は自立型の仕組みを作ることを長年訴えてきましたが、国や自治体がようやくその動きが出てきたことは歓迎です。

|

« 「マーキュリー通信」no.2599【「中小企業M&A成功のノウハウ」セミナーに参加して 】 | トップページ | 「マーキュリー通信」no.2571【岐阜プラスチック工業の夢の商材「高強度、超軽量、省 資源」を実現するTeccell(テクセル)】 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/181862/61232754

この記事へのトラックバック一覧です: 「マーキュリー通信」no.2600【(財)高齢者住宅財団主催「低所得の高齢者等への住まい・生活支援を行う事業の全国展開に関する調査研究事業」全国大会に参加して】:

« 「マーキュリー通信」no.2599【「中小企業M&A成功のノウハウ」セミナーに参加して 】 | トップページ | 「マーキュリー通信」no.2571【岐阜プラスチック工業の夢の商材「高強度、超軽量、省 資源」を実現するTeccell(テクセル)】 »