「マーキュリー通信」no.2602【人生100年時代をぴんぴんころりで楽しく生きる法-66「 リタイア貧乏にならない為に」】
定年退職したときに多くのモノを失います。
その1つに給料がなくなります。
60歳で定年退職した人は、65歳までの年金をどうするかで頭を悩まします。その間に必
要なつなぎ資金として一説に1500万円いるとの試算があります。これは個々人の事情に
より大きく異なりますが、一つの目安と言えます。
一方で、現役時代の経済感覚をそのまま踏襲し、収入に合わせた節約ができない人も多
数いるそうです。
下記4つの費目を検討するだけで、家計費の節約が可能となります。
1.生命保険
入院保険を解約する。サラリーマン時代は、就業規則で多くの企業では180日以上の入院
は解雇の対象となるので、そのリスク補填のための意義がありました。
しかし、定年退職後は、失業のリスクがなくなるので不要です。
当然、入院リスクは高まりますが、高額医療費の大半は健康保険でカバーされるので不
要です。但し、差額ベッド代や食費はカバーされないので、その分の貯蓄は必要です。
※死亡保険は必要です。できたら掛け金の安い掛け捨てタイプがベターです。
2.通信費
交友範囲がぐっと減るので、携帯電話はガラ系の簡単なものに絞ると大きく節約できま
す。但し、家族間で携帯電話は必要です。夫婦間のコミュニケーションも含め、万一の
事故に備え、携帯は常時持つことをお奨めです。
3.光熱費
ウォームビズやクールビズを心がけることで、光熱費はかなり節約できます。我が家の場合、エアコンの冬の設定温度は22度、夏は28度にしています。それだけでもかなり違います。
4.食費
外食費を減らしたり、これまでコンビニ等で買っていた総菜モノを減らすことにより、
食費はぐんと減ります。
但し、あまり絞りすぎると、せっかくの定年退職後の自由時間が退屈になるので、その
こは現在の経済状態を勘案し、各自工夫すれば良いと思います。
一方大事なことは、これまで「亭主元気で留守が良い」と思われていた家庭ほど、定年
退職後は妻に負担がかかります。
今後は奥様に対し、感謝の気持ちを態度で表すことが大切と思います。
例えば、買い物につきあい重たいモノを持って上げるとか、料理を手伝ってあげるとか
、それぞれの家庭事情に合わせ、思いやりをもつことが、定年退職後の夫婦円満の秘訣
と思います。
それをしないと粗大ゴミとしてうざい存在となってしまいます。
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