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2015年3月11日 (水)

「マーキュリー通信」no.2605【本日は東日本大震災発生から4年目の日です】

本日は東日本大震災発生から4年目の日です。震災で亡くなられた方のご冥福をお祈りし

ます。

私が主催するメルマガ読者向け異業種交流会「ビジネス情報交換会」は、昨年3月11日よ

り仕組みを変えました。

それまでは奇数月の第4水曜日に開催していましたが、昨年3月から奇数月の11日に開催

することにしました。

参加費は千円から2千円に増額しました。これまで千円で収支とんとんでしたが、2千円

に値上げすることで、その分収益が出ます。

その収益を全額被災地に寄付することにしました。

あれから1年が経ち、過去6回の収益金が10万円になりました。

その収益金10万円を、スーパーソフニーグループ代表取締役坪井健社長に手渡する予定

でした。

しかし、あれから4年が経ち、本当に困っている人のためのニーズは薄れてきたようです

。仮設住宅に住む人の大半は、自立できない高齢者が多いようです。衣食住を全て国か

らの補助に頼っていると、自立の道は閉ざされているようです。
収益金10万円は、本当に困っている人に役立ってもらうつもりでいました。しかし、中

には自立せずに、ストレスをパチンコ通いする被災者も多数いるようです。そういう人

のために収益金は使いたくないので、次の天災の為に取っておくことにしました。

坪井社長は、長年被災地のボランティア活動に20年間取り組んできました。きっかけは

阪神大震災でした。当時20歳だった坪井さんは、その時にボランティア活動の必要に気

づき、250名のボランティア活動集団を作ったそうです。
東日本大震災の時は、発生翌日の12日に被災地に友人知人と一緒に現地に直行し、ボラ

ンティア活動を開始しました。

一方、本日の「ビジネス情報交換会」二人目のプレゼンターは、NPO法人日本耐震防災事

業団小口悦央理事長です。

小口悦央理事長は、20年前の阪神大震災の時、奥様の実家が被災し、現地に直行したと

ころ余りにもの惨状に唖然。その時、地震大国から日本を救おうと思い、NPO法人日本耐

震防災事業団を立ち上げました。

耐震防災事業は、政府もようやく重い腰を上げ、国土強靱化政策を掲げ始めました。

いつ首都圏直下型地震が来るかも知れないといわれています。

その意味で、本日は改めて身の回りの防災意識を高める日としたいものです。

◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆

私自身坪井社長のようなボランティア活動はできませんが、東北にお金を落とすことで

被災地の人のお役に立てると思い、3.11以降毎年東北に出かけています。今年も出かけ

る予定で、5年連続となります。

4年前、石巻でタクシーに乗り、女川港まで往復乗車して2万円支払いましたが、その時

のタクシーの運転手が感激して喜んだ顔を今でも覚えています。

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