「マーキュリー通信」no.2623【【未来ビジョン・目指せ!新しい国づくり!-62「八紘 一宇の時代精神に学ぶ」】
国会議員三原じゅん子氏が、最近「八紘一宇の精神」を国会で使用してから話題になっ
ています。
八紘一宇と大東亜戦争という言葉は昭和20年12月15日のGHQの「神道指令」により使うこ
とが禁止されました。
以来、この言葉は「戦前の天皇軍国主義が侵略戦争によって世界統一の為に利用したも
の」にされ、戦前の悪の象徴のようにされてしまいました。しかし、事実は全く違いま
す。
「八紘一宇」の、八紘とは四方八方のことで、一宇とは一つの家のことです。天下にあ
って人類はみな一つの家にいる家族のようにと、日本の精神を象徴する和の精神です。
「八紘一宇の精神」に基づき、戦前の日本は大東亜共栄圏を築こうとしました。
大東亜共栄圏とは、これまでの欧米の植民地主義に対抗し、アジアの民族は平等であり
、共に栄えていこうという思想です。
欧米の植民地主義は資源略奪型に対し、日本の植民地主義は共存共栄を基にしたインフ
ラ整備と教育が基本でしたからこの点圧倒的に違います。
日本は戦争に負けましたが、大東亜共栄圏の精神に触発され戦後アジア諸国は独立して
いきました。「八紘一宇の精神」のお陰でアジア諸国は皆親日国です。
尚、「八紘一宇の精神」に関しては、ユダヤ人であるモルデカイ・モーゼ著『日本人に
謝りたい』に詳しく書かれています。
さて、今年は戦後70年目の年ですが、日本は米国から押しつけられた民主主義のおかげ
で奇跡の経済復興を果たしました。
しかし、失われたモノも多いと思います。それは、GHQの占領方針がほぼ100%現実化し
たからです。
その1つに日本的和の精神の基盤である「八紘一宇の精神」を破壊、その為に宗教の形
骸化を徹底しました。
これは零戦の特攻隊に見られる死を恐れない日本軍の精神を破壊するための骨抜き政策
でした。骨抜きのために、米国は3S政策を掲げました。即ち、Screen(映画)、Sports
、Sex産業の振興でした。特にSex産業に関しては、私の若い頃には、ヌード雑誌に、女
性のヘア1本でているだけでNGでしたが、今は余りにもひどすぎます。これが子供の精
神衛生に悪影響を与えています。
今、GHQの自虐史観植え付けと個人主義の横行により、至る所で日本人の精神的荒廃が見
られます。
私の子供時代である昭和30年代では、離婚は殆どありませんでした。今、4組に1組は離
婚しています。それが貧困を招き、子供の精神教育にも影を落としています。
いじめ、家庭内暴力等、日本人の精神的荒廃を上げたら枚挙に暇がありません。
今こそ日本的良さである「八紘一宇の精神」を復活し、和の精神を基にした相手に対す
る思いやり、共存共栄を推し進めていくことが、21世紀の日本の繁栄の原点になるの
ではないかと思います。
欧米様式に変わると国が衰退すると言われますが、今の日本を見ているとまさにそんな
感じがします。
何でも便利になった現代ですが、私は昭和30年代、40年代の頃の日本の方が好きです。
そこには日本の良さがあったからです。
その良さを知っているのは我々シニア世代です。シニア世代の知恵も借りながら、「八
紘一宇の精神」に基づいた明日の日本を創っていくことが、次世代の人たちに残すべき
精神的遺産ではないかと思います。
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