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2015年4月23日 (木)

「マーキュリー通信」no.2571【奇人変人の異見-252「選挙権が18歳に引き下げ。若者よ 、選挙に行かないと結局損をするのは君たちだ!」】

選挙権が20歳から18歳に引き下げられることが法的に決定しました。

"silent majority, noisy minority"という言葉をご存知ですか。

政治は、少数の声の大きい利害関係者の利益を中心に行われてきて、声の小さな大多数

の国民の意見は余り考慮されてきませんでした。

少数の声の大きい利害関係者とは、農協、医師会等ですが、安倍内閣によって、ようや

く農協という巨大な岩盤に穴が開け始められました。

一方、政治家は、投票率の高い高齢者の要望に耳を傾けてきました。社会保障制度の充

実は、自民党だけでなく、野党も同様に掲げています。
その結果、国債は1000兆円を超え、天文学的な数字となってしまいました。

これらのつけは今の若者世代に先送りされます。それは消費増税、社会保障費(年金、

健康保険、介護保険)等の負担増となって現実化してきます。
現在の社会保障制度を維持して行くには、消費増税は30~70%まで必要といわれていま

す。
政治家はそのような都合の悪いことはいいません。ひたすら選挙民に媚びを売る政策し

かいいません。

さて、政治家に若者の向けの政策をしてもらうためには、投票場に行くことです。そし

て、自分たちが求める政策を要求することです。若い政治家をどんどん送り出すことも

重要です。極端なことをいえば、「社会保障費を撤廃します」を政策に掲げる政治家が

出てきても良いと思います。

政治に関心を持たず、どうせ自分の1票くらいで政治を変えることは無理と考えているよ

うでしたら、政治は益々少数の利害関係者と高齢者を中心とした社会保障の充実を謳う

政治家が当選していってしまいます。

4月26日(日)に知謀自治体の選挙が行われますが、それには間に合いませんが、地方自治

体でどのような政治が行われているかに関心を持って欲しいと思います。

地方自治は、本来党利党略に囚われない無所属の議員が中心に運営されるべきと考えま

すが、私が住む豊島区でも政党政治が中心となっています。

不思議なことに、一番身近な地方政治の投票率が高くて良いはずですが、現実は逆です

。その結果、一部の利害を代表する政治家が跋扈することとなり、地方政治も党利党略

で動かされることになっています。

豊島区でも、noisy minorityである左翼陣営の草刈場となり、地方自治も自虐史観で塗

り固められた教育が行われているのが実態です。その結果、日本に誇りを持てない若者

たちが増加しているという憂慮すべき事態となっています。

こういうnoisy minorityの支配する地方議会にも若者のパワーを是非注入していって欲

しいと思います。

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