「マーキュリー通信」no.2640【ワンポイントアップの経営術-120「経営と心の関係性」 】
ソニーの凋落ぶりに、井深大、盛田昭夫両創業者の偉業を偲ぶ声がOBからも強く上がっ
ているようです。
ソニーは元ベンチャー企業で、井深大、盛田昭夫両創業者の強いミッション、ビジョン
、パッションで成長してきました。私はこれをMVP経営と呼んでいます。
他の会社にない画期的な商品創りをしていくのだという思いがソニーの経営に反映され
、ウォークマン始め様々なヒット商品が世に送り出されてきました。
しかし、今や普通の会社となり、ソニーの魅力が薄れ、それに従い会社の業績は右肩下
がりで落ち込んでいきました。
井深大、盛田昭夫両創業者は、世の中を良くするため、世の中の役に立つ強い思いで会
社を引っ張ってきました。
両創業者のそのような強い思いが会社の成長の原動力となって来ました。
ソニーの例は、多くのベンチャー企業経営者の参考になると思います。MVP経営の重要性
を改めて認識しました。
現在、米国流のROE(Return On Equity)重視の経営が再び脚光を浴びていますが、MVP経
営に基づかない単に数値を重視したROE経営では、長期的な会社の発展は厳しいと思いま
す。
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