「マーキュリー通信」no.2645【Bob Sugayaのワンポイントアップの英語術-55「英語は 伝えることが大切、あっぱれ安倍首相!!」】
安倍首相が日本の首相として初めて米国の議会で演説をしました。
安倍首相の英語は、完璧なJapanese Englishでしたが、スタンディング・オーベーショ
ンが何度もあり、米国人には大好評のようでした。
安倍談話は、いろいろと注目を浴びていましたが、自分の言いたいことはほぼ伝えたの
で、スピーチとしては大成功と言えます。
最大の目的である中国の軍事的脅威を食い止めるために、日米同盟の強化を図ることが
できました。
オバマ政権になってから、米国は世界の警察から手を引きつつあるので、中東始め世界
各地で紛争が発生してます。一方で、中国が米国に代わり、アジアの覇権国家を目指し
、アジアの脅威が増しています。そのような世界情勢の中で、米国を軍事的に引きずり
込んだ安倍首相の外交手腕は高く評価すべきです。
一方で、安倍首相は村山談話や河野談話といった間違った戦後の自虐史観を修正したか
ったのですが、「植民地支配によりアジア諸国に多大なる迷惑をかけた」と猛省したこ
とが精一杯の譲歩で、日本の国益を守る為に、「侵略行為」を言わなかったことは高く
評価できます。
もし、従軍慰安婦問題や南京大虐殺30万人説の虚構に対し詫びていたら、日本の国益を
大きく損ねただけに、本件に触れなかったことは高く評価できます。
ちょっと英語の本題からそれましたが、英語の得意な人は、自分の英語力に酔ってしま
い、言わなくても良いことを言ってしまい墓穴を掘ってしまいがちです。
その意味で、安倍首相のスピーチは、国益を守りながら、言いたいことを殆ど米国民に
伝えたことは、英語で相手に伝えることの大切さを学びました。
そして、英語はnative speaker並みでなくても良い、Japanese Englishでよい、安倍首
相のスピーチから伝えることの大切さを学びました。
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