「マーキュリー通信」no.2689【ワンポイントアップのコミュニケーション力-125「心 の中の器を知る」】
人はそれぞれ「心の中の器」があります。「心の中の器」とは、人の話をどれだけ聴く
余地があるかということです。
おしゃべりな人、人の話を聴かずに直ぐに自分の言いたいことを言いつのってしまう人
、こういう人は「心の中の器」がいっぱいの状態と言えます。
そのような場合、まずは相手の「心の中の器」から埋まっているものを取り除くことが
先決です。そして、「心の中の器」が受け容れられる状態になってから会話をすると相
手のストレスは軽減され、コミュニケーションがスムーズに行くようになります。
但し、これにも限度があります。私の友人で、話し出すと一方的に止まらない人がいま
す。これは「心の中の器」、即ちダム機能がない人と思われます。
彼の場合、一人暮らしなので、普段話し相手がいないので、誰か会ったときに、自分の
思いの丈を他人にぶつけることで、溜まったストレスを発散していると思われます。
しかしそれには限度があるので、話の途中で遮り、一方的に流れてくる濁流の流れを切
替え、別の話題に切り替えたりしています。
そうしないとさすがに私の方のストレスが溜まってきてしまいます。
これって口で言うのは簡単ですが、私の場合、高齢者から一方的に話を聞く介護の仕事
には向いていないように思います。
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