「マーキュリー通信」no.2703【人生に勝利する方程式-122「青春時代に人生に勝利する 方程式の原点を発見する」】
最近の講演中に、青春時代の成功が私の人生の勝利の方程式の原点あることに気づきま
した。
高校2年生の時に、日本は資源小国、従って、自分は「世界を股にかけるビジネスマン」
として世界に雄飛し、日本に貢献することを決意しました。
その為に総合商社で働きたいと思い、総合商社に入社するにはどうしたら良いかを調べ
たら一橋大学商学部が最適であることが分かりました。
一橋大学商学部合格のために受験戦略を立てました。
高校受験で失敗した私は、失敗の理由を分析しました。
当時三多摩で最難関だった立川高校を受験しましたが、担任の先生から「菅谷は合格す
る」と太鼓判を押されたので、それに甘んじ受験勉強を余りしませんでした。
従って、大学受験では徹底的に受験勉強をすることを誓いました。但し、3年間は受験勉
強に集中できないので、高校1年生の時は羽を伸ばす。高2からの2年間で受験勉強に集中
することにしました。
もう1つ高校受験では、最初に得意な国語の漢字の書き取りの時に手が震えて書けませ
んでした。これが影響し、得意な数学の点数も不本意な結果となりました。
そこで、大学受験では、一橋大学を訪ね、あたかも一橋大学の学生になったイメージを
描きました。有名な兼松講堂の写真を撮り、受験部屋に貼り、自らを励まし続けました
。又、だるまを買い、片目を入れ、合格したら両目を入れることにしました。だるまに
は必勝一橋大学と筆で書き入れました。
一方、私が在学していた都立神代高校は受験勉強をする雰囲気ではありませんでした。
そこで、親しくしていた生物のY先生に頼み、国公立、早慶コースの為のクラスを創り、
担任はY先生になっていただくよう頼みました。Y先生は喜んで引き受けて頂きました。
そのお陰で、その年に限り神代高校から国公立、早慶を始めとする有名私大に多数の合
格者が出ました。
又、苦手な現代国語克服のために、私は現代国語で評判の高いY先生に指導をお願いにい
きました。毎日、朝日新聞の社説と天声人語を読み、Y先生に添削指導して頂きました。
尚、一橋大学の受験科目は英数国の3科目だけで、英数の得意な私には有利に働きました
。
高2の時に、ミッションを見つけ、ビジョンを描き、そのビジョンを達成する為に目的、
目標を明確にし、具体的な戦略を立てました。
それが大学合格に繋がった訳ですが、この時の成功が現在に到るまでの成功の方程式に
なっていることになっています。
総合商社に就職する際には、人の三井、組織の三菱と言われていましたが、私は迷いな
く三井物産を選択しました。
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