「マーキュリー通信」no.2711【ワンポイントアップの営業力-53「かつおの知恵に学ぶ 」 】
私は毎週日曜日「サザエさん」(フジTV 18時30分)を楽しみに観ています。
「サザエさん」には、良き昭和時代のアットホームな家族のホームドラマが描かれてい
ます。日常の身の回りの小さな事をテーマにして、作品に仕上げており、視聴者にほの
ぼのとした安らぎを与えてくれます。
その中で、小学校5年生のかつおの知恵(悪知恵も含め)には見習うことが結構あります
。
昨日のテーマは、「土曜丑の日」でした。7人家族のサザエさん一家ではウナギは高く、
サザエさんは我慢します。
かつおもウナギを食べたいので、そこで一計を案じます。
庭先の物干し竿に、鯉のぼりならぬうなぎのぼりをかけました。1段目はウナギの絵、二
番目はウナギの蒲焼きの絵でした。
このアピールで隣のいささか家他の目に留まります。
サザエさんはお母さんと相談し、世間体もあるのでウナ丼の出前を頼むことを決めまし
た。
これを営業パーソンに当てはめたらいかがでしょうか?
お客様にただ商品を買って欲しいと頼むのではなく、お客様が欲しがるよな仕掛けを作
ることです。
「押してダメなら引いてみな」という格言がありますが、かつおの発想は横展開です。
これは営業力向上の良いヒントになります。
かつおの成績は勉強しないので、いつもよくありませんが、私は将来大物になると思っ
ています。ガリ勉の子供より、好奇心旺盛ないたずらっ子の方が将来の伸びしろが大き
いと思います。
◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
子供時代の私もどちらかというと「かつおタイプ」でした。
勉強そっちのけで遊んでいました。
コマ回し、メンコ、ビー玉、縄跳び、草野球、トランプ、人生ゲーム等々室内外の遊び
に興じていました。
又、四季折々の昆虫採集も楽しい思い出でした。
春は蝶々、夏は蝉、秋はすいっちょ、コオロギ、テントウムシ、カブトムシ、そして蟻
を追いかけていました。
自然に親しむことで情緒が養われていたのではないかと思っています。
ただ、かつおと違い、勉強はできました。毎年学年末になると次の学年の教科書が届き
ますが、事前に全て読んで概ね理解していました。後は、学校の授業だけしっかりと聴
いておけば、全て理解できてたので、特に復習の必要はありませんでした。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
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