「マーキュリー通信」no.2715【ワンポイントアップの人間力-73「心がきれいだと何で もきれいに見える」】
人は社会人となると勤務先の企業のカラーに知らないうちに染まっていきます。
最近、コーポレートガバナンス問題で名門東芝の社内が大揺れに揺れています。
トップ2人が経団連の会長になりたいという名誉欲に駆られた結果が、利益最優先で社員にプレッシャーをかけ、挙げ句の果てには粉飾決算までしてしまいました。
つい最近オリンパスでも同様のコーポレートガバナンス問題が大きな社会問題となった
のに、他山の石として教訓に活かせなかったようです。
東芝のトップの人の心の中は出世欲と名誉欲でどす黒く染まっており、周り者も自分と
同じように見えてきます。お互いに足の引っ張り合いとなり、心の内は修羅場となり、
この世での地獄界の再現となっています。
一方、心のきれいな人は、外の景色も同じように見えます。自分の心がきれいだと、何
でもきれいに見え、汚いモノを受け付けなくなってきます。
もちろん余りにも純粋無垢だと詐欺師に狙われたりしますが、社会経験を積むにつれ、
相手の心の内を読めるようになってきます。
心がきれいな人は、最期人生を全うする時、スムーズに天国へと還れます。
一方、心の汚い人は、その重さのために死後地獄界へと堕ちて行きます。
私も過去に詐欺師に何度か出会いました。そして騙されたこともありました。しかし、
経験を通じ、相手の心の内を読めるようになって来ました。
私のモットーは、「騙される方が悪い、但し、人を絶対に騙してはいけない!」、これ
がきれいな心で生きていく最低限のルールと思っています。
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