「マーキュリー通信」no.2785【人生100年時代をぴんぴんころりで楽しく生きる法-77「 高齢者をたらい回しにして儲ける現行医療システム」】
今週号の日経ビジネスに高齢者をたらい回しにする現行医療システムの批判記事が載っ
ていました。
高齢者F氏は、5年間で関東6都県14の病院を28回も転院を余儀なくされたそうです。そ
の間にかかった医療費は3300万円にも上ったそうだ。尚、F氏の場合、生活保護を受けて
おり、医療費全額税金から賄われたそうです。
F氏の事例は決して例外でなく、かなり一般的に行われているそうです。
たらい回しにする原因は厚労省の診療報酬システムにあります。つまり、長期間患者を
入院させておくと、保険点数が減り、病院の収入が減る仕組みです。
読者の多くの方も経験していると思いますが、3ヶ月入院すると次の病院に転院すること
になります。
患者の側からすると、衣食住完備の病院に入院していれば非常に楽です。病院では仲間
もできます。
しかし、人間は楽をすればするほど、心身共にあらゆる機能が衰えていきます。生きる
気力を失い、認知症にかかりやすくなっていきます。
先日は、現代の刑務所は高齢者でごった返していることをお伝えしました。万引き等軽
犯罪を繰り返すことで、多少の不自由は承知で介護機能まである刑務所に行く高齢者が
増加しているそうです。
厚労省が膨張を続ける医療費削減に躍起になっても、人間は粗大ゴミではありません。
不要になったからといって、廃棄処分できません。
高齢者社会の進展に伴う現代の闇の部分ですが、我々は少なくとも心身共に元気でいる
ことが社会に迷惑をかけない最低条件と思って暮らすことが大切と改めて感じました。
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