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2015年12月20日 (日)

「マーキュリー通信」no.2839【奇人変人の異見-268「社会保障費の財源として大金持ち による寄付金の積極活用を」】

Facebookの創業者ザッカーバーグCEOが、同社株式の大半を寄付すると発表し、世界で大

きな話題となっています。金額にして450億ドル(約5.4兆円)もの巨額に上ります。
一方、大富豪で有名な投資家ウォーレン・バフェット氏は、金持ちは財産の半分を寄付

することを提唱しています。

民間活力の活用のため1998年に特定非営利活動(NPO)法人ができました。しかし、その

活動領域を制限され、まだまだ民間の活力を充分に活かしきっていません。

ちょうどザッカーバーグ氏の寄付金が話題になっているので、これをテイクチャンスし

て、日本でももっと金持ちが寄付金を出しやすい制度を作ったらいかがでしょうか。

本メルマガでは、3つほど提言したいと思います。

1.少子化問題
少子化問題解決の為の事業投資を促すような税制上のメリットの仕組みを作る。本来役

所の補助金に頼っている部分を寄付金に置き換える。その分を税額控除できるようにす

る。
政府がやることは、仕組みを作ることだけで、それ以外資金使途に一切口を出さないこ

とにする。チェックポイントは、寄付金の不正使用だけです。

2.低所得者を含む社会的弱者向け年金制度
今後、こちらが益々深刻化していきます。民間では事業採算に乗りづらい部分です。
そこで富裕層に資金を提供させ、年金の財源を確保します。
その際、本事業を通じ雇用が生まれるので、低所得者や社会的弱者に仕事を提供し、自

立、自活できるようにする。
これまでは社会保険庁の役人の縄張りでしたが、これを民間にも開放する。

3.介護問題
民間の自由発想に任せた事業展開をしていく。
今の介護施設は、介護老人培養の場となっています。要介護度が上がれば上がるほど、

介護保険収入が増える仕組みなっており、要介護度を下げるインセンティブが働いてい

ません。
それを民間の叡智により、要介護度を減らす各種仕組みを作っていきます。もちろん介

護士の収入と待遇も改善していき、民間の発想で介護ビジネスをもっと魅力のあるビジ

ネスへと変えていきます。

要は私が言いたいことは、社会保障関係で政府の独占状態を民間に開放し、民間と競わ

せることです。政府が独占するとそこにはムダが生じ、利権構造ができあがり、税金の

無駄遣いが起こります。

その際、民間ではリスクが大きすぎて参入が困難でも、富裕層の資金をそこに投入し、

損失部分は税額控除として認める。又、事業を立ち上げる際の資金として、寄付金に頼

らざるを得ない部分、これまで役所の補助金に頼っていた部分を、富裕層の寄付金で賄

うことにすれば良いと思います。

寄付金とは本来世間に隠れて行うものです。しかし、ここは敢えて氏名を公表し、社会

全体で寄付金文化を創っていけば良いと思います。

場合によっては、金額の多寡に応じ叙勲の対象にしても良いと思います。

◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆

安倍内閣が、消費増税対策として軽減税率を決めました。産業界の迷惑を顧みず選挙対

策用に決めた悪政に怒りを覚えます。

来年の参議院選挙では、軽減税率を手柄として選挙活動をする政治家には私の清き1票は

一切入れないことにしました。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

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