「マーキュリー通信」no.2862【奇人変人の異見-270「台湾で若者の新政党『時代力量』
16日に投票が行われた台湾の総統選挙は、最大野党・民進党の蔡英文氏(59歳)が、与
党・国民党の候補朱立倫氏(54歳)に大差をつけて圧勝し、台湾で初めて女性の総統が
誕生しました。国民党の中国への急速な接近を批判した民進党が8年ぶりに政権を奪還
することになりました。
一方同時に行われた総選挙でも108議席中68議席を確保し、民進党が圧勝しました。国民
党は35議席と大敗北。
この中で注目されるのは、若者を中心に誕生した新政党『時代力量』が5議席を獲得した
ことです。
今回、新政党『時代力量』の躍進の原因は、1つの中国を掲げる国民党の政策に台湾人
民が不満を持ったことです。中国は台湾との経済交流を促進する一方で、言論弾圧等を
行い、若者達が自由を求めて立ち上がり、その支持を得たことです。
中国政府は、これまで事実無根の従軍慰安婦問題を台湾でも引き起こすよう国民党に指
示しながら画策してきましたが、親日派の民進党の蔡英文氏は本件に関しては消極的で
す。
日本では若者が中心となり安保法制反対運動を展開し、シールズなる共産党が支援する
極左団体まで現れました。
彼らの言動を見るとまさに平和ぼけ国家の象徴ですが、台湾の若者のように現実をもっ
と直視して欲しいと思います。
中国は米国オバマ大統領の警告を無視して、南沙諸島に着々と軍事基地を建設し、日本
の国防の危機が日一日と迫っています。
そして直近では北朝鮮の水爆実験表明等日本の国防が危機に瀕しています。
シールズの言動は、中国、北朝鮮を利するだけであり、裏金をもらっているとしか思え
ません。日本国民として恥ずかしくないのかもう一度自分を見つめて欲しいと思います
。
今年から選挙年齢が18歳に引き下げられました。
是非現実を直視し、しっかりと勉強してから、投票に行って欲しいと思います。
もし、投票率が低いようなら、政治家はますます高齢者向けの政策を実施するようにな
ります。その社会保障費のつけは、若者世代に先送りされるということを肝に命じて欲
しいと思います。
◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
台湾総選挙を見てうらやましいと思いました。中国の圧力がある中、マスコミがきちん
と現実を報道したから、正しい結果が出ました。
一方で日本のマスコミの偏向報道ぶりは目に余るものがあります。
8年前に日本最大級の宗教団体幸福の科学が新政党幸福実現党を創り、全選挙区に立候補
者を立てました。
本来なら大ニュースになった筈です。しかし、宗教政党ということでマスコミは一切無
視しました。
それが今日まで国会で議席が取れない最大の理由となっています。つまり政党の主張が国民に正確に伝わらないからです。
幸福の科学はそれまで自民党を支持してきました。しかし、自民党は堕落し、マスコミの力で民主党に政権交代する流れを作りました。
民主党が政権を取ったら、国家はダッチロール現象を起こすという危機意識がありました。そして、現実に民主党が政権を取ったら日本国は、不況、東日本大震災、中国問題、消費増税等未曾有の危機が起こりました。
幸福実現党は、本来自民党がやるべき、国防、経済成長政策、自虐史観を脱した正しい教育を掲げて立党しました。
その内、自民党は消費増税以外の大半の政策を幸福実現党の政策をまねましたが、米国、中国、韓国に気を遣いすぎて中途半端です。
幸福実現党は中国、北朝鮮による軍事脅威、消費増税抜きの経済成長政策、そして自虐史観の教育制度を改革し、若者に希望を持てる国造りを提唱しています。
若者達には是非幸福実現党の政策をしっかりと研究した上で、理解し、納得したら投票
して欲しいと思います。
間違っても、国民の歓心を買うような軽減税率、ばらまき政策には乗っかって欲しくな
いと思います。
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