「マーキュリー通信」no.2886【ワンポイントアップの経営術-144「どの程度、範囲ま で先を読めるかで経営者の力量が問われる」】
昨日のメルマガで米国大統領選の予備選で人気急上昇中のサンダース候補が大統領に当
選した場合、米国の国力の低下は避けられない旨述べました。
その結果、アジアは中国の覇権主義が更に強化され、我が国の安全と自由が脅かされる
ことが予想されます。
一番危惧されるのが、中国の南沙諸島の軍事基地が完成し、シーレーンが抑えられるこ
とになります。
その結果、我が国の原油の輸入に大きな支障を来し、原油価格の高騰→電力料金の値上
げ→我が国産業界の競争力低下→株価暴落という悪循環に陥ってきます。
その場合、経営者として何を成すべきでしょうか?
まずは強みの強化です。現在の強みを更に徹底的に強化していくことです。
次に撤退すべき商品、部門があるなら撤退も検討することです。
その結果、自社の財務体力を強化し、毎月の運転資金を楽にしておくことです。
毎月の損益分岐点に注意を払いながら、自社の経営を舵取りしていくとが肝要です。
一方、中長期ビジョンを立て、自社の強みの延長線上としての新規の事業を検討するこ
とです。
経営者は目先の損益だけでなく、中長期的なビジョンを持ちながら、経営の舵取りをし
ていくことが、激動の時代にはより一層求められることになります。
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