「マーキュリー通信」no.2891【奇人変人の異見-273「理念なき野党5党共闘は国民への 裏切り行為であり、民主党破滅の道」】
自民党の1強多弱体制を打破するために、共産党を含む野党5党が選挙協力の方向で打合
せをしています。
民主党は7年前政権交代を掲げて天下を取りました。しかし、民主党政治の3年間は日本
はダッチロール現象を起こし、余りのひどさに国民はトラウマさえ覚えています。
自民党に政権が移行してから、民主党政権時代の反省が全く行われないどころか、岡代
表の下、更にひどくなりつつあります。
自民党の1強多弱体制の理由は民主党にあることを民主党は分かっていないのでしょうか
。民主党が自民党に対抗する現実的な政策を打ち出しているなら自民党の1強多弱体制に
はなっていません。国民の期待は再び民主党へと回帰していきます。
理念なき野党5党共闘、特に共産党を巻き込んでの共闘は国民の失望を買うだけです。
共産党の本音は、天皇制打倒、中国の傀儡政権を日本に打ち立て、共産党の天下をとる
ことです。
共産党は日本国の崩壊を狙っている反社会的政党であることを国民はしっかりと認識す
る必要があります。見せかけのきれい事に国民は騙されてはいけません。
私の学生時代は、社会党は自民党に拮抗する一大野党勢力でした。
しかし、「非武装中立」を始めとした現実的な政策がなく、単に反対する野党だったた
め、国民の失望を買い、社民党に名前を変えても党勢の衰えは止めようがなく、今や崩
壊寸前です。
民主党も社会党と同じ道を確実に歩んでいることを認識して欲しいと思います。
国民の願いは、自民党に対抗できる健全かつ建設的な提案のできる野党です。国民の理
解を得て、初めて政権交代の道が再び開けてきます。
民主党がやることは、政策が一致する代議士毎に分かれ、維新の会と合流すべきです。
その時、最低限やるべき事は憲法9条第2項を改正して、自衛隊を合法化することです。
そして、米国から押しつけられた暫定憲法を廃止し、21世紀の日本の国情にあった新
しい憲法を創ることです。
その上で大きな政府と小さな政府等で経済政策を自民党と政策論議をすれば良いと思い
ます。
この国の最大の不幸の1つは、健全な野党がないことです。
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