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2016年3月16日 (水)

「マーキュリー通信」no.2910【マンション管理、7つの失敗とその回避策-5「モンス ター組合員が平穏なマンションライフをかき乱す」】

先日、マンション管理で困っている役員の方と面談しました。

同マンションの組合員である80歳の女性は元気はつらつ、理事会の役員も経験し、退任

後も管理組合員として言いたいことを言いまくっている元気な高齢者です。

しかし、その言動が平穏なマンションライフをかき乱しているそうです。

管理規約では、マンション内の敷地に野菜や花を植えてはいけないことになっています

が、それを知らずに花を植えてしまった組合員がいたそうです。
これを見た80歳の女性は、勝手にその花を引っこ抜いてしまったそうです。

花を引き抜かれた組合員は怒り心頭、エレベータ内に「○○のバカ」と落書きをしまし

た。これを見た80歳の女性は、名誉棄損で裁判所に訴えたそうです。

この一連の出来事で、マンション内の人間関係は一気に悪化してしまったそうです。

一方、私の住むマンションでも60代の女性が理事長となりました。私の住むマンション

ではペット飼育は禁止となっています。

そこで女性理事長は、ペットを飼育している組合員(高齢の一人暮らしの女性)に対し

、命令口調で「ペットを直ちに処分しなさい、それがいやなら直ちにマンションから退

去しなさい」と伝えたそうです。

その女性は震え上がって次期理事長が予定している私のところに相談に来ました。

私は、彼女に、「大丈夫です、何とかしましょう」と慰めました。

私は理事長に就任すると、組合員にアンケートをとり、「一代限りの飼育」を条件に、

ペットの飼育を認めることにしました。

上記2例を挙げましたが、モンスター組合員が現れると、それを解決するリーダーシップ

がとれる理事長がいないとマンションライフはかき乱されることになります。

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