「マーキュリー通信」no.2940【中国五千年の文明が蘇る「神韻」芸術団の芸術に触れて 】
昨夜中国五千年の文明をベースにした「神韻」芸術団の中国古典舞踊、音楽、歌、創作
劇、楽器等を新国立劇場で観劇しました。
演奏はライブだったので臨場感もあり、素晴らしい内容の2時間でした。
神韻芸術の特長は、背景のスクリーンと登場人物の一体感です。
例えば、背景のスクリーンに孫悟空が登場します。スクリーンの中の孫悟空はこちらに
近づくにつれだんだんと大きくなっていきます。
そして、孫悟空がスクリーンの一番下まで来ると、その瞬間舞台に孫悟空が登場します
。バーチャルの世界からリアルの世界への転換の素早さに観客はびっくりします。
舞台に現れた孫悟空は、又、元のスクリーンへと戻っていき、だんだんと小さくなって
いきます。
このトリックのおもしろさが、最初から最後まで観客を楽しませてくれます。
神韻公演は、中国五千年の文明と、仁義、善良さ、誠実さ等の道徳観が創作のベースと
なっています。古代中国では、「神州」と呼ばれる神伝文化を誇っていました。
それが1949年の共産党政権誕生に伴い、無神論の共産党にことごとく否定され、そ
の文化を徹底的に破壊されてしまいました。
「神韻」芸術団の多数のメンバーも弾圧され、殺害され、海外に逃避せざるを得ません
でした。
江沢民政権の時代以降、法輪功のメンバーの臓器狩りが国際的に問題となっていますが
、神韻の主な構成メンバーに法輪功のメンバーがいます。
彼らは、ニューヨークに逃れ、ニューヨーク飛天大学で保護され、文化を継承し、世界
に「神韻」芸術を逆輸出しています。
同時に創作劇を通じ、中共の間違った政策を訴えています。
又、大紀元というメディアを通じて中共の非人道的政策を世界に訴えています。
現在、中共政府は、南京大虐殺、従軍慰安婦等事実無根の反日プロパガンダを徹底して
います。
しかし、「神韻」芸術団と我々日本人とは、本来の中国の伝統文化を通して、心が通じ
合っています。そこには中国の反日プロパガンダは通用しません。
1日も早く、中国にも本来の伝統文化を伝える「神韻」芸術団が中国本国でもできる日
を祈っています。その時が真の日中国交回復といえると思います。
◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
東京オリンピックのエンブレムが昨日決まりました。
まさかの一番地味なエンブレムの決定に多くの国民は驚いています。
エンブレムの決定こそ、国民の意見を聴くべきと考えます。
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