「マーキュリー通信」no.2950【"富、無限大コンサルタントの道を目指して-16「幸之 助翁の格言、『経営者は3回に1回は失敗しなはれ』」 "】
松下幸之助翁は、『経営者は3回に1回は失敗しなはれ』」と言っています。
これは何も失敗を奨めているのではなく、経営者が成功ばかりしていると次第に奢りが
生じてくる。そして、人の話を聴かなくなってくる。そして、次第に天狗になってくる
。その時が転落の始まりとなる。
だから「たまには失敗もいいものだ。失敗から学ぶことも多い。」とおっしゃっている
わけです。
又、大きな失敗、会社にとって致命的な失敗をする前に、小さな失敗をすることで、大
きな失敗の予防線ともなります。
私自身多数の経営者のコンサルティングをしていますが、その経営者と意見が異なる場
合、小さな意思決定に対し、敢えてその経営者の意思決定に任せます。
大半は後で失敗と分かりますが、失敗から学ぶことでその経営者の力量アップに繋がっ
ていきます。
一方、重大な意思決定、会社の問題等に関しては、経営コンサルタントとして経営者に
強く意見具申します。
それでもアドバイスを聴き入れてくれないことが多々あります。
その結果、倒産、夜逃げ等のケースもありましたが、倒産してから「やはり菅谷さんの
おっしゃるとおりでした」と言われても、人間と同じで、死んでからは会社は生き返り
ません。
どうしても意見が合わない経営者とは、私の役割はないので、身を引くことにしていま
す。
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