「マーキュリー通信」no.2965【空き家1千万戸時代に チャレンジする-26「詐欺の手口 その12 登記優先主義を悪用した詐欺」】
空き家問題の構図は、高齢者が何をして良いか分からず、そのまま放置し、空き家→廃
屋というプロセスをたどっています。
その過程の中で、大手、中小企業が入り乱れて空き家ビジネスに参入しています。
その中で、詐欺師が暗躍する余地があります。
日本の不動産ビジネスは、登記優先主義です。
従って、相手が素人で何も知らないと分かると、複数の人に販売することもあり得ます
。
仮に買主AとBがいた場合、Aが先に不動産代金を支払っても、Bが先に登記してしまえば
、Bの登記が優先されます。
法的にはAを騙したとして、損害賠償の対象となりますが、詐欺師はそのようなことに手
慣れているので、支払った代金は戻ってこない可能性もあります。
不動産ビジネスには、暴力団が暗躍しています。
従って、素人が不動産を売買する場合、おいしい話には乗らないことです。
やはり信頼できるところに相談を持ちかけることが重要です。
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