「マーキュリー通信」no.2968【ワンポイントアップのプレゼン力-9「プレゼンの成否 は聞き手側のニーズに応えているかどうかが決め手」】
私のメルマガ読者の為の異業種交流会「ビジネス情報交換会」では、毎回2名のプレゼン
ターが持ち時間各45分で自社の商品、サービスを説明します。
「ビジネス情報交換会」の特長は、プレゼンを受ける人がそのプレゼンを聞いて、改善
点を本音ベースで語ることができます。そしてよりよい商品、サービスにしていきまし
ょうという参加型の交流会です。
昨日の1人目は、中小企業の販路開拓をサポートするサービスです。
私が事前にセミナー型は失敗する旨アドバイスしていたのですが、いきなり少子高齢者
社会の到来や、中小企業の実態等を語り始めました。
結局、プレゼンターの自己満足で終わり、商品内容が殆ど伝わりませんでした。参加者
は、失敗事例として捉えたようです。
2人目のプレゼンターは、スマホに手書きで書いて送るソフトの説明です。
こちらは、Facebookのようなビジネス・モデルを考えていたようです。
即ち、アプリケーションの無料ダウンロードによりできるだけ多くの登録者を集め、広
告で儲けるビジネス・モデルです。
しかし、参加者の中から、その場合サーバーコストが大変であることと、スポンサー確
保が大変なことをアドバイスしました。
従って、中小企業のやるべきことは、クローズドの市場を狙ったら良いとのアドバイス
が出てきました。
本サービスは、例えば孫が手書きの文字をおじいちゃん、おばあちゃんに送ったら喜ぶ
と思います。こういうところにターゲットを絞ってビジネス展開していけば成功すると
思います。
商品名は「なごみ」、プレゼンター名は慶長久和氏でした。
私の方からは、「わる書き」(孫の下手な字でも祖父母は嬉しいの意味)、事業者名の
レアな名前を活かして、「慶弔 絆」にビジネスネームを改名することをアドバイスし
ました(^ω^)
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