「マーキュリー通信」no.2986【ワンポイントアップの営業力-67「ブレーンストーミン グから新しいアイデアを得る」】
新事業等で新しい企画が必要な時に有効なのがブレーンストーミング法です。
ブレーンストーミングを日本語に直訳すると、脳みその中を嵐状態になることです。
つまり、ある商品をセールスプロモーションしたい場合、ターゲットと思われる人に集
まってもらい、自由に発言してもらいます。
参加者には思いついたことを自由に発言してもらいます。自分と価値観の違う人の意見
も聴き、頭の中がパニック状態になることもあります。そういう状態を指してブレーン
ストーミングという表現になったと思います。
参加人数は6名程度で2時間ほど自由に意見を言って頂きます。その時のルールはただ1つ
、他人の意見を尊重し、決して批判しないことです。
もう1人重要な役回りとしてファシリテーターが必要です。ファシリテーターは、一人の
意見に偏らず、参加者全員に均等に発言してもらうよう配慮します。
特に自己主張が強く、協調性のないひとが参加すると、その場の空気を支配してしまい
、他の参加者が自由に発言できない雰囲気となってしまいます。
これは絶対避けるべきところで、参加者全員に自由に意見を言って頂く空気や流れを作
ることもファシリテーターの重要な役割です。
facilitateの意味は、物事を可能にしたり、たやすくしたりする意味ですので、ファシ
リテーターはその役割をしっかりと認識することが大切です。
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