「マーキュリー通信」no.3004【ワンポイントアップの経営術-156「No.2の重要性」】
「マーキュリー通信」no.3004【ワンポイントアップの経営術-156「No.2の重要性」】
NHKの大河ドラマ「真田丸」を毎週楽しみに観ています。
現在は秀吉の最晩年を放映しています。
秀吉が百姓から異例の大出世をして、最後は太閤殿下に君臨します。その大出世の陰に
は、秀吉の実弟、豊臣秀長の存在があったと言われています。
しかし、秀長は途中で病死します。秀長の他界以降、秀吉のリーダーシップは大きく崩
れ始めます。
朝鮮出兵の失敗、千利休に切腹を命じ、甥の関白秀次を自殺に追い込みます。
孫同然の淀君の嫡子秀頼を溺愛し、政治は大いに乱れ始めます。秀吉死後は、豊臣家の
屋台骨は揺らぎ始め、結局徳川家康に滅ぼされる運命となります。
秀吉の事例は現代の企業経営にも当てはまると思います。
一代で企業を築き上げてきても、2代目の子供が凡庸の場合、その企業は2代目がつぶしてしまうことも多々あります。
もし、事業承継できる適任の2代目がいなくても、それを支える経営参謀役がいれば企業
は存続していきます。
自社内だけでなく、外部に目を転じ、経験豊富な経営参謀役の起用がその企業の活性化
に繋がることも多々あります。
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