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2016年8月 2日 (火)

「マーキュリー通信」no.3013【奇人変人の異見-283「都知事選、野党大敗北で誰も語ら なかった視点」】

都知事選で、野党統一候補の鳥越俊太郎氏が大敗北を喫しました。都民の良識が示され

た結果と思っています。

一方で、大した成果を挙げていないアベノミクスに対する都民の不満も小池百合子氏の

大勝利に繋がったと思います。
そして、野党が余りにも頼りにならないという裏返しでもあります。

鳥越俊太郎候補の経済政策で、「希望者は全員正社員」という非現実的な政策がありま

した。こんな非現実的な政策が採用されたら、日本経済は大打撃ということは良識ある

ビジネスパーソンなら直ぐに理解できます。

もし、鳥越俊太郎候補が都知事になっていたら、おそらく株式市場は大暴落していたと

思います。

先の参議院選挙でもし野党が勝利していたら株価は大暴落していたはずです。

民進党は、破防法適用の反社会政党である共産党と共闘することの恐ろしさと愚かさを

しっかりと理解して欲しいと思います。

共産党の経済政策は、大企業と金持ちを敵視し、いかに日本経済をダメにするかという

内容で、共産党の非現実的な経済政策を直ぐに分かります。

国防政策も、改憲、安保法制、集団的自衛権の反対3セットを掲げており、岡田民進党も

これに同調しています。

海外では国を守ることは基本中の基本政策なのに、岡田民進党にはそれすら理解できて

いません。

民進党が、もし再び政権復帰したいなら、国の基本政策は与党と同じにすべきです。そ

の上で、国民に軸足を置いた政策を掲げるなら、民進党の復活はあると思います。

それができないなら事実上消滅している社会党と同じ道を辿っていることを認識すべき

です。
賢者は歴史に学びますが、愚者は目先の利害しか見えません。

国民が期待する野党は、自民党に対抗できる国防と経済政策、そして教育政策も任せて

安心する内容です。

都知事選大敗北の理由を真摯に見つめ、復活の材料として欲しいと思います。

◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆

日本の政治で最大の不幸は健全な野党がいないことです。健全な野党がいる前提で小選

挙区制を採用しましたが、却ってデメリットばかり目につきます。

民進党が国民の信頼を回復したいなら、自民党の負の部分にスポットライトを当てて、

政策提言すれば良いと思います。

つまり、ばらまきや利権、天下りという集票構造の上に乗っかって、政府の借金を1000

兆円以上作ってしまいました。

又、自虐史観を基にした間違った教育政策、東京裁判に洗脳された戦前の日本はアジア

を侵略した悪い国だったというレッテル貼り等、安倍首相も中国を始めとする利害関係

者とのしがらみでなかなか変えることができません。
もし、民進党が、安倍政権ができない真に国民の幸福を願う政策を掲げるなら国民の信

頼は回復できると思います。

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