「マーキュリー通信」no.3024【ワンポイントアップの経営術-159「顧客志向でない企業 は成長曲線を描けない」】
現在事業用の書画カメラを選定中です。
先日、東京ビッグサイトで見つけたN社米国製書画カメラは、価格がリーズナブルで、ス
カイプと一緒に活用できるので、採用の方向で検討していました。
N社米国製書画カメラは、今後日本市場に新規投入する製品なので、私にとってはモニタ
ー的な感覚でした。
そこで、導入前に、事前のテストで検証すること重要と思い、テストをすることにしま
した。しかし、テストの段階で問題が発生しました。
私のパソコンに接続したところ、書画カメラが作動しませんでした。相手の書画カメラ
を通じ画像は認識できました。
しかし、途中で文字がちらつき判読が困難になってきました。
早速、代理店のF社と連絡を取り、トラブル情況を伝えました。
F社は社内でチェックした結果、私が指摘する2つのトラブルは発生しない旨、報告して
きました。
私のパソコンはDELL社製であり、OSはウィンドウズ7です。利用回線はNTT 光ファイバ
ーです。
特に特殊な環境ではなく、私はスカイプは月1度使っているので、今回の書画カメラ接続
に関しては全くの初心者ではありません。
F社は、それなら私のデスクトップパソコンをF社に送れば、F社サイドでチェックすると
の回答でした。
私のデスクトップパソコンをF社に送れば、私の仕事はストップしてしまうのでそれはで
きない旨回答しました。
それならこれ以上の対応はできない旨回答し、挙げ句の果て、当社との取引停止の通告
をしてきました。
ここまで顧客軽視の姿勢を貫く同社の営業姿勢に、私は驚きの余り開いた口がふさがり
ませんでした。
同書画カメラは、これから日本市場に導入していく製品なので、様々なユーザー検証を
しながら市場浸透を図る段階です。
顧客からの苦情は宝の山という教訓を同社の経営には活かされていないようです。
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