「マーキュリー通信」no.3033【マンション管理、7つの失敗とその回避策-14「マンシ ョン購入時に留意すべき重要事項」】
私が初めてマンションを購入したのは37年前、千代田線沿線の町屋でした。管理費と長
期修繕積立金を合わせても月額8千円程度と非常に割安でした。
その時は管理には余り関心がなく、私は会社までドアツードアで25分という交通の便の
良さで購入しました。
当時は右肩上がりの時代でした。マンションを買い換えると転売益で更に高級マンショ
ンへと切り替えることができました。私はそうして転売益により現在のマンションは3つ
目のマンションです。
又、私自身結婚用に買ったので、その後のライフスタイルの変化に合わせてマンション
を住み替える予定でいました。事実最初のマンションに住んでいたのは3年弱でした。
しかし今は右肩下がりの時代です。
マンション購入と同時に負債を背負い込むことになり、転売の度に損が出ます。
従って、マンション購入時のポイントとして、将来の転売の際に資産価値が保たれてい
るかどうかです。
その時に重要となるのがマンションの管理状態です。
従って、現在では長期修繕積立金がきちんと確保されているかどうかも重要となります
。
マンションを購入する時、販売業者の最大の関心はいかにスピーディに販売することで
す。
その時注意しなければならないのは長期修繕積立金の額です。長期修繕積立金を余り高
くすると購入に支障が出てくるので、販売業者は低めに抑えます。
従って、極端に長期修繕積立金を低く抑えているマンションは、販売したらそれまでと
いう感覚が強いと思われるので気をつけた方が良いです。
時代は変わっていることを購入者側が認識することも重要です。
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