「マーキュリー通信」no.3046【奇人変人の異見-285「北朝鮮のミサイル攻撃は本音ベー スの対応が必要」】
北朝鮮の暴走が止まりません。
これに対し日本は相変わらず「遺憾の意」に止めています。
安倍政府は、国連外交を推進しています。しかし、常任理事国に中国がいるので、事実
上意味ありません。
中国にとって北朝鮮の存在は重要です。北朝鮮は、事実上中国の属国です。
中共建国100年目の2049年迄に日本侵略を長期国家戦略としている中国にとり、北朝鮮が
日本攻撃をしてくれていることを内心大歓迎です。
中国としては、北朝鮮を使って韓国を侵略し、共産主義化し、朝鮮半島を核武装すれば
、太平洋進出の絶好のポジションを確保することになります。
だからいかなる手段を通じても北朝鮮を支援し続けます。
もういい加減に「対話外交」なんて妄想は止めるべきです。
今、日本がやるべき事は、集団的自衛権を活用して、米国と共に北朝鮮を攻撃すること
を表明することです。
実際に攻撃するかは別として、この表明により、北朝鮮と中国の出方を見ることです。
それでも無視するなら、北朝鮮沖にミサイルを撃って威嚇攻撃をする。そういう武力面
での対応策もきちんと練っておくべきです。
一方で、憲法改正により、自衛隊の合法化、そして、北朝鮮のミサイル攻撃は、「宣戦
布告」の一種と見做し、日本も攻撃態勢できる旨、憲法に規定しておくべきです。
現行憲法では、日本は侵略戦争をしかけた悪い国、周りの中国、北朝鮮は平和を愛する
諸国家と言外に読み取れます。
現行憲法の矛盾が一気に吹き出しています。
それとも安倍政権は、北朝鮮のミサイル攻撃で100万人単位の被害が出てから、一気に平
和ぼけ国家日本を変えていこうという作戦なのでしょうか?
◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
国際連合、国連は英語で" The United Nations"と言います。
つまり、第二次世界大戦の連合国即ち戦勝国を意味します。それを連合国のイメージを
払拭する為に、国際連合に意訳しました。
国連は、米英ソ連、中華民国が中心となって設立されました。
その中に共産主義国家ソ連が常任理事国であったことが国連として機能しない最大の原
因となっています。
その後、国際政治力学が働き、中華民国(台湾)が追放され、代わりに中共が常任理事
国となりました。
ソ連が崩壊し、ロシアとなり、多少はまともになりました。しかし、現在では国連運営
の中共が最大のガンとなっています。
常任理事国中共がノーと言えば、国連決議はできません。
国連を連合国団体と呼んでいたら、国連外交などという建前外交はとっくに諦めている
はずです。
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