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2016年9月29日 (木)

「マーキュリー通信」no.3050【マンション管理、7つの失敗とその回避策-16「ご意見 番としてもの申す」】

今週日曜日に私の住むマンションで総会が開かれました。
参加者は新旧理事12名+総会参加者常連+数名で25名程度でした。60世帯のマンション

では活気がある方と思います。

発言者は毎回決まっていますが、時々脱線することもあるので、私は議事進行がスムー

ズに行くような流れを作っています。

今回は、ご意見番として管理会社側が勝手に出してきた議題にもの申しました。

来年4月の消費増税が延期されたにも関わらず、議題には来年4月から消費税が8%から10

%で計算されています。
私の質問に対し、管理会社の方針として、消費増税が実施された場合には、自動的に転

嫁したい意向とのことでした。

私が理事長の時、消費増税が2016年4月5%から8%、更には2016年10月から10%に値上

げすることになっていました。

そこで、このデフレ時代に消費増税分を自動的に管理費に転嫁すると、管理組合側の負

担になるので、管理会社の経営努力で吸収して欲しい旨要請し、管理費及び修繕費関係

の消費増税転嫁を見送ってもらいました。

さて、今回は通常なら管理会社が消費増税転嫁をするのは理屈が通る話です。

しかし、依然とデフレ基調は続いており、消費増税を自動的に転嫁することに待ったを

かけました。

その時の経済情勢で管理組合と管理会社間で別途交渉ということにしました。

管理会社から提出された来期の事業計画では消費増税が延期されたにも関わらず、消費

増税分がしっかりと計上されていました。

当然、その分を削除し、新たに事業計画を再提出するように申し入れ、管理会社側は了

解しました。

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