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2016年10月 9日 (日)

「マーキュリー通信」no.3058【"人生に勝利する方程式-137「誰が正しいかではなく、 何が正しいかで生きていく」 "】

世の中の動きを見ていると「誰が言ったか」で世論が形成され、その流れに沿って世の

中が大きく動いているようです。

首相、有力政治家、マスコミ、有識者、経済界の重鎮等の意見で世の中が動いているよ

うです。

しかし、彼らの意見の背景には様々な利害関係が働いています。
それらの意見を鵜呑みにせず、何が正しいかどうかを見極めながら生きていくことが大

切と思っています。

世の中の価値観に振り回されて生きていくと、晩年になって結局「自分の人生は一体何

だったんだ」と後悔することになります。

例えば政府や政治家が「社会保障の充実を」と主張することは一見正しいように思えま

す。
しかし、国家財政がとっくに破綻した現在、もしその通り国が守ってくれると思って特

に自助努力もせずに生きていった時に、恐ろしい老後が待っています。

晩年、自分の人生を振り返って良い人生だと思えるためには、私は「何が正しいか」を

価値基準にして生きていくことだと思っています。

「何が正しいか」の価値基準は、神仏の御心を基準にすると良いと思います。

それを基準にすると、自分の人生は自分で守る、自助努力の人生を送ることが大切と分

かってきます。

もう1つの基準としては、その仕事が世の中の役に立っているかどうかです。

そして、人は一人では生きていくことはできない。多くの人との関わり合いの中で生き

ています。

そのことに気付くと自分の周りの人に自然と感謝の念いが湧いてきます。

人という文字を多数つなぎ合わせてみると網のように見えてきます。
人と人をつなぐ部分が人間関係で結ばれると、そのネットワークは強固になり、良い人

間関係が形成されていきます。
これがヒューマンネットワーキングの原理です。

「何が正しいかで生きていく」で生きていった時、人生の晩年で自分の人生は勝利した

と感じるようになります。

◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆

「何が正しいかで生きていく」を基準に考えた時、おかしな考え方として大企業の就業

規則にある「副業禁止」規定です。

最近は副業禁止規定を見直す企業が増えてきたようです。

しかし、勤労者が業務時間外に、公序良俗や法に反することをしない限り、何をしても

自由だし、会社からあれこれ言われる筋合いはないはずです。

これも「誰が正しいか」に基づく価値観と思います。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

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投稿: 橋本和幸 | 2016年10月11日 (火) 01時03分

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