「マーキュリー通信」no.3062【Bob Sugayaのワンポイントアップの英語術-90「award, word等war,worの日本語表記の混乱が日本人の英語の発音をおかしくしている」】
英語の日本語表記はできるだけ原音に忠実に表記するのが原則です。
しかし、現実にはマスコミや業界等で勝手に日本語表記し、それが普及しているようで
す。
それが統一されいるならまだしも、勝手に使っているので、いざ英語を話す時に、間違
った英語表記の為に外人に通じないことも多々あるようです。
特にwarやworのスペルの日本語表記に混乱が見られるようです。
warのスペルはウォーに近い発音ですが、戦争のwar以外は殆どワーと表記しています。
award(アワード)、Warner(ワーナー)、wardrobe(ワードローブ)、warning(ワーニン
グ)等々です。
ところがwalの場合は、ワーではなくウォーと表記しています。
Walkman(ウォークマン),walking closet,Walt Disney等です。
一方、worの方はワーとはかなり違う発音ですが、ウォーと表記せず、通常warと同じくワーと表記しています。
work,word,workmanship,worship,worse,worth,worm等々皆ワーと表記しています。
尚、wの発音は口をとがらせて発音する必要があります。wood(ウッド)やwool(ウル)
を発音する時、口をとがらせて発音しないと、なかなか通じません。
そこで、普段からwood,woolの発音を口をとがらせながら発音しておくといざ外国人と話
す時に通じやすくなります。
◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
大隅良典教授がオートファジーの仕組みを解明し、多くの病気、特にパーキンソン病な
どの予防法や治療法の開発につながるとみられたことでノーベル医学・生理学賞を受賞
しました。
英語のスペルはAutophagyで、ギリシャ語で自分自身を食べる自食を意味します。
我々に馴染みのファジーはfuzzyとはスペルも発音もかなり異なります。
この際、Autophagyの発音も含めて覚えておくと良いですね。そうでないと発音がfuzzyn
になってしまいますね。
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