「マーキュリー通信」no.3066【ワンポイントアップの経営術-168「社員を将棋のコマに 例えるなら」】
将棋のコマで言うなら王将は当然社長です。
次の飛車角は社長の片腕となる人材です。
しかし、中小企業の場合、なかなか社長の片腕となるような人材を確保するのは難しい
です。
又、全ての種類のコマを確保するのは難しいです。
そこで中小企業の場合、会社の成長段階に従って、必要なコマを確保することが肝要で
す。
起業当初は、社長以外は歩兵しかいないと思ってください。つまり社長の雑用を肩代わ
りするような従業員中心と思ってください。
しかし、その歩兵の従業員でも、歩みはのろいですが、成金になると一気に力を付けま
す。
その秘訣は、従業員の強みの部分にフォーカスし、育成していくことです。
その次に会社が成長していくと優秀な営業パーソンが必要となってきます。
ここは要となる人間なので、金か銀クラスの人材は確保したいところです。それが叶わ
ないなら桂馬から香車タイプの人材です。
桂馬の性質は柔軟な営業ができるタイプです。これに対し、香車は一直線に突き進むタ
イプです。桂馬も香車も人材育成の結果、成金になると金と同じ能力を持つようになり
ます。
又、給料に関してはそれ相応の待遇が必要です。そこに出し惜しみすると、その給料程
度の人材しか集まりません。
従って、優秀な営業パーソンは、会社がしっかりと儲かるまで社長ががんばるしかない
わけです。
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