「マーキュリー通信」no.3094【マンション管理、7つの失敗とその回避策-20「マンシ ョン管理士の国家試験を受験してみて」】
11月27日(日)にマンション管理士の国家試験を受験しました。
試験問題は相変わらず試験のための問題といった感じで、実務とはかけ離れていました
。
しかし、それでもマンション管理士の受験勉強をすることで、国の方針を伺うことがで
きます。
高齢者社会の進展とマンションの老朽化が今後益々大きな社会問題となっていきます。
それに伴い、管理組合の中核を成す理事会のなり手が不足し、人的面でも大きな問題と
なっています。
そこで、国交相は、これまで管理組合の理事は区分所有者が大前提でした。しかし、そ
の方針を大きく変更し、マンション管理士等外部の専門家を理事、理事長就任できる仕
組みを作りました。
同時に理事長、理事会が不正をはたらかないよう監査役の権限強化しました。株式会社
の制度を管理組合にも導入することにしたわけですが、現在の管理組合の運営実態を考
えるとまだまだ時間がかかりそうです。
又、マンション管理士の合格率は毎年8~9%という難関です。平成26年は約15千人が
受験して、合格者はわずか1260名(8.4%)でした。
今年度の発表は年明けの1月13日になります。私自身の合否もボーダーライン上なので、
1月13日まで分かりません。
但し、今回の受験勉強を通じ、「区分所有法」「マンション管理適正化法」「マンショ
ン標準管理規約」「民法」「建築基準法」等重要な法律等を学ぶ機会を得たので、マン
ション管理士の合否は別として、私自身マンション管理コンサルタントの武器として買
うようしていきたいと思います。
マンション管理コンサルタント
菅谷信雄
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