「マーキュリー通信」no.3112【ワンポイントアップの経営術-175「人が仕事を作り、会 社をダメにする」】
会社が大きくなるに従い組織の壁ができ、セクショナリズムに陥り、大企業病が出てき
ます。
以前、「人が仕事を創り、会社を大きくする」とメルマガで書きました。
しかし、本日のメルマガでは、創るから作るに感じを変えただけで、真逆の意味となっ
ています。
つまり会社が大きくなると非営業部門の人は、自らの存在意義を示すために仕事を作っ
ていきます。
それが営業部門や製造部門の人の負担になり、見えない経費として会社の足を引っ張っ
ていきます。
ところで最近この足を引っ張っている大きな要因として役所の存在が挙げられます。
例えば、昨年12月に厚労省より50名以上の事業所に義務化されたストレスチェックシス
テムなどはその最たるものです。
企業側は、役所からの一方的な押しつけに対応に苦慮しています。
このように企業内には役所対応の為の業務が数多く存在しています。
安倍内閣が働き方改革を掲げていますが、まずは役所が民間に余計な仕事を押しつけな
ければ、民間の負担はかなり軽減されます。
来年2月からスタートするプレミアムフライデーを設けなくても、役所がまずは民間の業
務負担を軽くするための業務改革を進めれば良いと思います。
因みにプレミアムフライデーは、最愚策との評価で、定着するのお役所だけで、多分定
着しないと思います。
| 固定リンク | 0
« 「マーキュリー通信」no.3110【ワンポイントアップの人間力-101「その人の普段の思 いと行いが人間力を形成していく」】 | トップページ | 「マーキュリー通信」no.3113【シニアにお勧めの病気死亡保険】 »
コメント